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内容説明
真葛が産んだ吾子に数の神秘を説く「安倍晴明 天の珠を得ること」、身命を賭して言祝いだ新造内裏に赴く「帝 新造内裏へ遷御す」、新嘗祭で重要な役を務める少納言・藤原兼家が何者かに攫われる「藤原兼家 新嘗祭に於いて 自ら神饌をつとむ」、大納言・源高明と小納言・藤原兼家に呼び出される「安倍晴明 火珠と方諸を手に入れること」の4編、そして遂に不死の白比丘尼が道満法師として、海より復活し晴明と対決することとなる衝撃の最終章に突入!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
78
生まれ変わった晴明が地の果ての暗黒から地上に出て光りのような存在となる。まるでここは天の国なのかというくらいきらびやかで美しくて穏やかな世界へと一変する。晴明も真葛も博雅も…。それぞれが、また同じ関係に戻って、同じ生活に戻ったかのように思えたが、そうではなかった。光があるということは闇がある。晴明の光が強くなれば、闇の存在も強く放たれる。智徳と比丘尼が恐ろしい闇を連れて都にやってくる。はめられたかのように晴明は射覆することとなる。終焉はどこに向かうのか。争いはいつの世も消えることはないということなのか…。2016/08/03
こぽぞう☆
13
晴明と真葛ちゃんに男子誕生。そして、突然のエジプト。エジプトの数学、平安京の数学。大好きなヒュパテイア出てきてびっくり。2018/07/17
十六夜(いざよい)
10
ついに真葛が晴明の子を出産。真葛が母親らしい所を一切見ていないが、晴明はなかなか子煩悩な父親らしい。そしてチョイチョイ入る異国の雰囲気。古代エジプトにキリスト教?どんどんややこしくなるけど、本当にあと一冊で終わるんだろうか?2015/05/28
mari
9
う~ん、エジプトが出てきた。絵が素敵ですが内容はますますややこしく。きっとすごく深くて壮大な内容なのだろうけど、情けないことに理解が全然追いつかない!だれか解説して下さいーっ。2013/09/05
ice0404
6
個人的にはこういう小難しい話が嫌いなわけではないんです。でも、エジプト出てきたあたりから風呂敷広げすぎな感じ。だったらそれをもっと平易に、前知識のない読者にわかりやすく伝える努力をしてほしかった。描き方も含みをもたせた描写ばかりで、いちいち疲れる。まるで作者の心の中のマイワールドを明け透けに見せられた感じが拭えず、なんとも気持ちが悪い。真葛のキャラもどうにもしっくりこない。話よりも作者の思いが色濃く表れているのが癇に障るんだな。2015/05/05