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内容説明
管弦の才人・博雅の笛の音は、悪鬼を退け悪党の心を穏やかにさせる不思議の力を持つようだ。本人には全く自覚が無いのだが。そんな博雅を連れ出し、過去の応天門放火事件のあらましを見せる晴明。大伴家持の子孫・もののふである伴一族の悲運の歴史を描く「蟇」、父・秦道満の計らいで人魚の肉を啖わせられたがために、三百年の間、不老不死の運命を背負う比丘尼。彼女の晴明への願いとは? 美しく哀しいものがたり「白比丘尼」の2編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
82
博雅は試されているのか、遊ばれているのか、それとも祝福されているのか…。どこか晴明に弄ばれているような感じがするものの、その遊びがある掛け合いがまた面白いと思ってしまうのだ。ただ気持ちの赴くままに笛を吹いているだけなのに、博雅が通るだけで人々は足を止め、涙を流し、殺意すら無くしてしまう。博雅の楽の音に耳を澄ませるのは、人だけではなくあやかしも一緒であるのだから、ある意味この男もあやかしと同じなのではないかと思ってしまう。男のために身を滅ぼすもの、権力を前にして人を陥れるもの。欲望の矛先は人それぞれらしい。2016/06/23
★YUKA★
36
白比丘尼は哀しい話ですね。岡野さんによる、補足解説がとても興味深かったです。しかし、本当に絵が美しいですね(*´ω`*)2016/09/19
れみ
30
この巻は蟇(ひき)と白比丘尼のふたつのお話。どちらのお話も博雅の真っ直ぐな人の良さが際立ち、晴明がそんな博雅をとても気に入っているところが、またすごく良い。2014/11/07
ぐっちー
21
再読。蟇 は伴大納言の応天門の話。八百比丘尼は美しい、やるせない話。永遠を生きる者の哀しみ。2016/05/08
drago @夏バテ静養中。
20
◆『蟇』伴大納言の怨み。 ◆『白比丘尼』不老不死の哀しみ。比丘尼と晴明は惹かれ合っていたのか? ◆荘厳な雰囲気は流石だが、夢枕獏の世界観とはやや離れてきたような気がする。説明文が長いのも、漫画としては辛い…。 ☆☆☆2017/06/20
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