内容説明
争乱も一時の決着を迎え、太陽帝国にも平安が訪れる。カリスウェンが太陽神殿の大祭司に任官することで、すべてが丸くおさまる。そして、それは同時にティーエたちの旅立ちの時をも意味していた……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文庫フリーク@灯れ松明の火
34
おお、地脈。ここまで来てやっとメインテーマ追っている気が。25冊も掛けてラクシとティーエ。ようやくお互いに○○と口に出して、進展かと思えばボイスが『あとは二人の問題だ』とじれじれ山盛り放りっぱなしにするし。巻末のイラストが一番受けた。完結まで残り3冊・ドラのセリフ通り『あそんでないで、ちゃんとこいよ!』2011/05/21
けろり
32
家の掃除をしていたら、久しぶりに見つけ懐かしくなりました。 そういえばこんな展開があったなぁとしみじみ。 最初からまた読んでみるとこの巻の奥深さや位置付けがもっとはっきりとするだろうなと、シリーズを通して再読してみたくなりました。2020/08/20
朱音
10
だぁかぁらぁ、ティーエに杖は不要だってば!後右目が明るすぎるから浮くのかも。不器用な恋愛未満はじれじれ、そしてまたもや人質…本編だけで何回人質があったかなぁ。囚われの「姫君」はロマンですけどね。太陽×月で聖婚が重要じゃなかったんですかね?星×月でもよかったとは…この際太陽×星とか、どうせ形式だけの聖婚なんだからそれもいいじゃん的に勝手に腐ってみるのもいいかもね。本編とほとんど関係なくお送りいたしました!(爆)2010/09/03
みとん
6
なんだか珍しくきちんと話が進んだ印象。マンレイドのお陰で笑える場面もできたし(笑)当事者2人にとってはものすごく真剣なはずなんですが、見守ってるマンレイドとボイスのやり取りが面白い。マンレイドに言われるがままと思ったけどボイスはストッパーになるんだなぁ(笑)ここのところ良い子のドラちゃんはピンチ!あんなに暗殺やらを成功してるヴァユラたちが失敗するなんて…レスドゥって一体?っていうか設定に無理があったのか。あと3巻で完結するはずなんだが…次からローダビア編が始まるとか。この表紙のティーエって蝋人形みたい!2011/05/07
永山祐介
5
そうだ、こういうのが見たかったんだよー、という展開(笑)。っていうか、マンレイド、何やってんですかアンタは(苦笑)。2003/10/20