角川文庫<br> 再生(上) 続・金融腐蝕列島

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角川文庫
再生(上) 続・金融腐蝕列島

  • 著者名:高杉良
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • KADOKAWA(2013/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041643129

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内容説明

金融不祥事を辛くも乗り切った大手都銀・協立銀行。不良債権処理に奔走する営業本部プロジェクト推進部副部長の竹中治夫は、銀行の責任を追及する住宅金融債権管理機構への対応を命じられる。機構との対決、上層部の対立、検察による元MOF(モフ)担取り調べと、銀行は再び揺れ始め、竹中は心ならずも大物フィクサーへの不正融資にかかわる。さらに竹中を家庭崩壊の危機が襲う。金融界の現実を圧倒的迫力で描ききった衝撃の力作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

286
銀行内の人事や家庭不和、不倫ネタといった、下世話成分が一気に増加しているが、これはこれで面白いと思う。東スポ連載だと巻末に書いてあり、妙に納得。四十過ぎの中年男女のお盛んな夜の描写が多め。本筋の方では、主人公竹中が、派閥の間をいったり来たりするばかりで、ストーリーの進展はあまり感じられないものの、野次馬根性を掻き立てられて、上巻はあっという間に読破。そして、作中では嫌われている佐藤だが、それほど嫌いになれない。今であれば好感度高い人気上司になれそう。誰にも敬語っていうのは大事だ。2020/10/30

キムトモ

60
電)舞台が協銀に戻り、竹中班長こちらの派閥あちらの派閥と縦横無尽の活躍劇の始まり、「呪縛」の舞台だったACBも台詞に出てきて世界観が広がるのかと思いきや…引き続きワガママ鈴木とカミソリ佐藤の尻拭いと竹中家の不倫大会のネタばかり…濡れ場の描写が頻繁に出てきますが…連載が東スポだったということで納得納得…(ノ-_-)ノ~┻━┻まぁ昼間小間使いの様に頭下げさせられているので部下とのアバンチュールも許そうか…2018/07/11

しーふぉ

11
このシリーズどの順番で読んだらいいか分からない。明らかに順番間違えたし・・2013/08/31

ティーチピー

10
ようやくヒロインが登場しましたねぇ。それにしても前MOF担の杉本の凋落ぶりが哀れだった。巻き返しなるか。2013/01/27

B-Beat

9
金融腐蝕列島の続編。登場人物も同じ。時は住専問題のころ。当時のニュース話題を思い出しながら読んでいるところ。事実も巧みに織り込まれているようで面白い。2012/02/11

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