- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
麻酔やアレルギー薬、ワクチンなど、人類を支える薬はどのようにして生まれたのか。発明・発見者たちの、独創的で幸運な、あるいは時に不幸な人生に光を当てながら、様々な薬の歴史を辿る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mマジパン
1
今では当たり前にある薬や治療法が発見される前の人類の悲惨な状況には胸が痛くなる。様々な迷信や宗教的タブーに支配された医療の現実を乗り越えて新しい薬を生み出した者たちの悪戦苦闘には感動を覚える。それがたとえ偶然が発端であったとしてても、幸運(発見)は準備していたもののみに訪れる、というパスツールの言葉を上げるまでもなく、人類への貢献は絶大だ。やや専門的な内容であるが解説は入っているので読んで満足できると思う。2025/06/27
Go Extreme
1
深遠な思考の結果<単純明快な事実の観察 痛み≒自然の摂理 1846年麻酔→無痛 偉大な人=方向性を示した人 創薬とセレンディピティ 病気と悪魔→外科的・内科的療法 2500年の間で瀉血減少 吸入麻酔薬:ウェルズ・モートン・シンプソン 局所麻酔 抗パーキンソン病治療薬 抗アレルギー薬 強心薬:注射器の考案 フレンケル 血液凝固阻止薬 抗マラリア薬 条件反射とモルヒネ・コカイン ホルモン:セクレチン ガストリン コレシストキニン 薬物依存 ワクチン:メッセンジャーRNAワクチン 2024/05/23