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内容説明
世界的指揮者であるマエストロ・緒方(おがた)が、日本大使公邸を訪れた――。倉木大使の友人である彼は、ベトナムに対する非常に深い憎しみを抱き続けていた。終戦後もベトナムに残ることを決めた父親への激しい怒りが、緒方をベトナム嫌いにしたと知った公は、彼に父親を捜す旅をしないかと持ちかけるが……!? 一枚の写真を手がかりに向かった先は、ベトナム最北端の省・ランソン。そこで出会った父親の懐かしい味とは――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
貧家ピー
2
ベトミンに協力して、残った日本人に関して、森村誠一「青春の源流」のテーマになっていると聞いたまま、読むことができてないことを思い出した。Cho am phuが出てくる度に、懐かしさを感じる。2015/06/08
ShogoHirara
1
憎しみや嫉妬からは何も生まれない。でもなかなかそうはいかない。綺麗事だとも言われてしまう。それでも心を込めるというのは大切なことなのだと思わされる。いい漫画だなぁ〜(^^)2014/07/04
ふ
1
忠さん渋いなぁ!本作読み始めるまで、主人公はこんな料理人のイメージでしたよ。公もこんな風になっていくのかしら。しかし、公は華がある設定だったのですね。そうか・・・ふむ。「西洋からアジアに赴任している外交官はアジア贔屓が多い」というのは盲点でした。ユッスーン大使のQ国エピソードは、外交の側面を知るのに○。キャラクタはもっと上手く使ってほしいところですが・・・早乙女公使も早乙女公使だけど、ホアもホアだよな・・・。いくらなんでも立場の違いってもんがありますよ。ただ、公が嫌がらせに正面からぶつかるのはプロですね。2012/05/19
eucalmelon
0
ロック大統領も一人で外国を散歩とは豪儀な・・・。その傍をすっ飛ばすほどマナーが悪かったっけ、日本の車?倒れた人のめがねを拾ってあげるまではやさしい娘だが、おなかが減ってるからって一緒に食べに行こうとは言わないぞっ・・・普通は。NKホテルの総料理長も頑固だが悪い人ではないよねぇ。Q国の記念パーティーはよかった。単純そうな料理ほど印象も強いんやね・・・。でも、焼きバナナかぁ、食べたいかと言われると・・・・・・・。2016/07/02
宮院薫
0
はい、どんどん進んでいます。次が楽しみです。2015/12/11




