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内容説明
日本大使公邸料理人は、料理人の日本代表なのです――。お客さんに「気持ち」が伝わる料理を作りたい!! そんな夢を叶えたいと、完全分業制で何百人分もの料理を次々と組み立てていく大手ホテルの料理人を辞め、ベトナム・ハノイの日本大使公邸の料理人になった大沢公(おおさわ・こう)。倉木(くらき)大使や大使館員の古田(ふるた)、公の料理補助をするホアらとともに、ベトナムの人々と心を通わせることのできる料理を志す!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
35
主人公大沢公の、落ち着いた風貌でありながら「お客さんに気持ちが届いていない」ときれいごとを述べるの主人公的な性質と同時にそのために家族を平気で放り出して顧みない(少なくとも行動には移さない)というマイナス面をマイルドな形で描いているのが特徴的。また、対戦形式を用いる料理漫画はともすると技巧や論理、あるいは感情論に持ち込みがちなところがあるがその点を古さんが「うめーー うまいっス!」とシンプルな言葉で表現することでアンバランスさを緩和している。友人に紹介されて読み始めたが予想以上に楽しめそう。うっひょー。2013/08/12
S 2
11
思っていたより面白かったです。舞台はベトナムの日本大使館。そこに料理と外交とベトナムという国の人々の思惑が入り乱れます。古い漫画ですが当時のアジアの国際情勢なんかの空気が感じられるかも?難点は主人公がいい人そうに見えるけれど、ちょくちょくイラッとくる行動をかましてくることでしょうか。2018/10/21
桃水
7
2011/04/18:コミックレンタルで読了。 在ベトナム大使館の料理人のお話。 あまり知らない地域なのでどんな料理や食材が出てくるか興味があります。2011/04/18
阿輸迦
6
主人公・大沢公(おおさわこう)、NKホテルの厨房で働くも、料理人としてのあり方に疑問を感じ退職。公邸料理人の募集に応募しベトナム大使館の料理人となる。これは原作者・西村ミツルさんの経験が元になっているようで、ウィキによると西村さんは日航ホテル退職後、ブルネイとベトナムの日本大使公邸の公邸料理人として働いた経験がある。他の料理漫画と同じように料理のウンチクは標準装備、ただベトナムに関するウンチクは1998年連載開始なので少し古い気がした。西村さんは、「信長のシェフ」の原作者であるそうで機会があれば読みたい。2017/02/24
ひねもすのたり
6
第1巻のみkindleで無料だったので読んでみました。 大使館付の料理人を主人公にした料理マンガですが、舞台になるベトナムを丁寧に描いていて興味をそそられます。 絵は浦沢直樹さんに似ているように思いました。 アオザイ姿のホアがイイっすね・・・2015/02/12