内容説明
親族の経営するファッション関連会社で秘書として働くレオーナは、CEO代理で、一族のシンボルとあがめられるボイドに、幼いころからあこがれていた。だが、一族の末席に連なるだけの彼女には手がとどかない。しかもボイドには父親の選んだ花嫁候補がいた。ある日、彼の家で開かれたパーティで、二人は顔を合わせたが、大事件が持ちあがる。彼女の弟がボイドの義母のイヤリングを盗んだのだ。弟の罪をかぶろうとするレオーナに、ボイドは持ちかけた。「弟を警察に突きだすつもりはない。きみがぼくと結婚するなら」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アクアマリン
2
今一つ。登場人物の説明がくどい。親戚の優しいお兄さんとかわいい女のこが、大人になり、お金持ちのドロドロで、反発している。カリスマ王子とは、私は無理。卑屈なヒロイン。カリスマ王子は、ヒロインの弟の盗みを見逃してやるから、結婚しようとか、んー。2020/09/08
たまきら
1
富豪一家の中での恋愛ドロドロもの。表紙は美しいのに…。近親系は個人的に苦手なうえ、登場人物が大量なのに個性がイマイチつかめず、よくわからないうちに終わっちゃった。つか、男子彼女に「愛してる」って言ったっけ?2015/03/17
みろん
1
富豪一族の下っ端で幼少の頃からヒーローを慕う女性と、一族の次期後継者とのロマンス。ヒロインの切ない片想いかと思ったけど、それ以上にメロメロなヒーローだった(笑)。楽しかったけど、ヒロインの心理描写がピンとこなかったかも…。2010/11/21
erie
1
大富豪の跡取りのヒーローとそのはとこのヒロイン。意志が強くカリスマ性のあるヒーローと美しく誠実で芯の強いヒロイン。いかにもマーガレット・ウェイらしい話でした。2010/09/17
ととめ
0
豪州の名門一族の末席に名を連ねる上品な赤毛美女、義弟に激甘なヒロイン24歳。ヒロインの幼馴染であり一族の次期トップ、完璧超人ヒーロー30歳。身分差ゆえに恋心を抑え込むヒロインと、気を使いながらもダダ漏れなヒーロー。結構周囲にバレバレで、好意的な人の方が多い。最大の妨害者であるヒーロー父の狂気がヤバい。横断歩道のアレ、周囲は気付かないもんですかね?世間的に美談になってるってのも怖い。2017/03/04