プリンセス 悪魔の花嫁 8

著者名：あしべゆうほ/池田悦子

秋田書店（2012/02発売）

• ISBN：9784253070171

内容説明

サーカスの一員である房子を訪ねた美奈子はピエロのドンファンを紹介される。房子はドンファンを愛していたが、彼の本心がわからず、悩んでいた。ドンファンの素顔がデイモスだったのを見て美奈子は驚くが……。「仮面の道化師」ほか、全6編収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あんこわねっと]

「仮面の道化師」デイモスの顔でカジュアル、カッコいい。「ポーの家」鞭は片付けてしまえばいいのに。ご馳走漬けにすれば弱るし。「白い蝶の悲歌」自分に心がない人を無理やりつなぎとめても、私なら楽しくない。浮気をする夫の携帯を煮たり焼いたりすると嬉しそうに言っていた女優がいたけど、浮気をしたい気持ちになることが問題で携帯というモノをなくしても変わらないし、自分が楽しくない。

2020/10/23

[reeree]

・「仮面の道化師(ピエロ)」 ・「ポーの家」 ・「白い蝶の悲歌(エレジー)」 ・「忘却のまつり」 ・「悪魔(デイモス)のさばき」 ・「クリスマスの幽霊馬車」 「白い蝶の悲歌(エレジー)」が一番良かったかな。 健気なヴィーナスがかわいい。

2013/03/05

[ミレー]

狐のお面もうちょっとラスト違う感じかと思ってた。しかしコナン金田一並に美奈子のそばにいたら死ぬなぁ。

2014/08/15

[chatnoir]

馬車のオルゴールが素敵だったなぁ。初読は小学生の頃。ポーの黒猫を覚えた。

2013/11/13

[佳蘋（よし）]

再読。