プリンセス 悪魔の花嫁 7

著者名：あしべゆうほ/池田悦子

秋田書店（2012/02発売）

• ISBN：9784253070164

内容説明

美奈子はもうすぐ結婚する静子を訪ねて淡路へ来た。結婚相手は人形浄瑠璃をやっている玉男だった。玉男が操るのは遊女のお初と言って、玉男がこの世界に弟子入りしたときから、もし人間なら結婚したいくらい惚れ込んでいた人形だった。「人形心中」ほか、全6編収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あんこわねっと]

この巻の話は全部覚えています。女の情念の話が多い。マドンナリリーの露で顔を洗いたいよ。

2020/10/16

[んちも]

この本に出会ってよかったなぁ～って

2009/06/19

[ミレー]

作中の男が移り気なやつが多いことに閉口する。

2014/08/15

[chatnoir]

「蛇ざんげ」が好き。人間の身勝手で種が滅びるのに、それを可愛そうと思うのは欺瞞かな。この巻で覚えたのは、ルルドと曽根崎心中。読んだのは小学生の時。

2013/11/13

[reeree]

・「人形心中(ひとがたしんじゅう)」 ・「雪おこし」 ・「花地獄」 ・「血まみれの伯爵夫人」 ・「蛇ざんげ」 ・「聖母の百合(マドンナ・リリー)」 「蛇ざんげ」が切なくて良かった。

2013/02/19