月刊少年チャンピオン クローズ（14）

著者名：高橋ヒロシ

秋田書店（2012/03発売）

• ISBN：9784253054171

内容説明

“カラスの学校”鈴蘭のNo.1・春道が黒焚連合の戦争を終結させ、入院していたブルも退院し平和な日々が訪れたかに見えた。そんな時、春道とポン、そしてマコまでも、鈴蘭制圧を目論む鳳仙学園に倒された。ヤス達が浮足つ中、鳳仙の頭・美藤竜也に対し、ヒロミ、そして復活した阪東が立ち向かうが……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[十六夜（いざよい）]

美藤兄弟の襲来により大打撃を受けた鈴蘭。入院中の春道不在の中、ヒロミと阪東が善戦するも、兄弟に敗れてしまう。鈴蘭のトップとして美藤兄弟が狙ったのはリンダマンだったが、リンダマンは鈴蘭のトップは春道と言い…。今まで会えば悪態をついていた春道とリンダマンだったが、根底にはお互いを認めているのがよく分かる場面だった。鈴蘭対鳳仙、最終戦開始。

2022/04/26

[檜村]

春道と美藤竜也の死闘が始まる。結局は不良たちが喧嘩する話やけど、人間味のある内容なんよねー。

2018/03/22

[緋莢]

病院を抜け出したポンと春道は、鳳仙の人間をつかまえ、タイマンの場所を聞き出すが、一足遅く、倒れている阪東とヒロミを見つける。「ぶっ殺す」春道は怒りに燃える。一方、美藤兄弟はリンダマンの元を訪れ・・・

2014/05/06

[灰猫]

ここに登場する不良少年たちが魅力的なのは、守りたいもの、ゆずれないものを持っているからというのが、すごく良く出ている巻でした。Web版で再読してたんやけど、買い直そうかなあ・・・

2015/12/26

[赤魚]

阪東のカッコよさは、一読者として私も見届けました！ 「10日後か…10日後まであと何日だ？」「10日ですよ」のやり取りに吹いた。ここにきてマコがようやく見せ場を作ったが、意外とあっさり終わってしまった。やはり彼女ができたマコには作者からの愛情も薄くなってしまったのだろうか…。

2014/11/29