ヤンキー烈風隊（２８）

著者名：もとはしまさひで【著】

講談社（2012/06発売）

• ISBN：9784063024203

内容説明

ついに記憶をとり戻した紋乃丞（もんのじょう）！彼が生きていることを知った竜二（りゅうじ）と烈風隊の面々は鹿児島へ向かった！！しかしそこには県内制圧を狙う地元の硬派暴走族“破壊族（クラッシュ）”が、さらに九州最強と言われる熊本の“似瞳魯（ニトロ）”まで出てきて……！！烈風隊の総隊長（アタマ）、さらには花岡連合の会長の座にまでのぼりつめた伝説の男・門田紋乃丞の物語が今、ここに完結！！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[やいとや]

完結。つうか打ち切りでこの話数で終わらせないと行かなくなったんだろうな。で、半端な決着を着けるくらいなら、グダグダのままに終わらせてしまえ、という逆ギレ精神。破壊族対烈風隊では格の違いは明らかで敵にはならない。では、と熊本のニトロなる族を出しては見たがキャラが掘り下げられない。それで黒豹組を引っ張り出したが、今度は対決軸が作れない。八方塞がりでなし崩しに手打ち、とダメ展開を捩り合わせような酷さが泣ける。西郷と早宮の「わ　わしらは横にいっとこうか」「押忍」の雑な台詞の物悲しさよ。10巻までは傑作でしたね。

2023/06/24