ヤンキー烈風隊（２７）

著者名：もとはしまさひで【著】

講談社（2012/06発売）

• ISBN：9784063024050

内容説明

襲撃により淀川から行方不明になった紋乃丞（もんのじょう）は、鹿児島県S市にその姿を現したが記憶喪失になっていた！一方、同市では元“紅龍（こうりゅう）”の総長・倉田清輝（くらたきよてる）のハッタリによってニセ烈風隊の九州支部が旗上げされようとしていた！！さらに、烈風隊総本部の斬り込み隊長を名乗る倉田に出会った紋乃丞は、自分の正体が烈風隊の平隊員・田嶋鉄（たじまてつ）だと信じ込まされて……！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[やいとや]

グダグダを極める九州編、何がやりたいのかも分からず門田は記憶を取り戻す。ま、そんな長く引っ張るネタでも無いのよね、記憶喪失って。如何に上手く門田を花岡連合から足を洗わせるか、だけが目的だったんだから。おかげで一人泥を被る倉田が不憫なくらいで。破壊族の早宮が頑張って気を吐くが、ダウンサイジングし過ぎて浮いてしまっている構造もまた不憫。色々上手く行かなくなったから、ヤンキー烈風隊は終わるんだな、としみじみしちゃう最終一巻前。

2023/06/24