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内容説明
総勢140名もの大軍団が待つ血゛獄一家(ぢごくいっか)の本拠(アジト)へ、竜二(りゅうじ)と2人きりでカチ込みをかけた紋乃丞(もんのじょう)は「男」のスジを通すためにも、血゛獄一家相手に総長(アタマ)同士のサシの勝負を求めた。だが総長は、既に位牌となっていた!事情をのみ込めない紋乃丞たちに加瀬美鈴(かせみすず)が語ったのは、全国の族を一つにすることを夢見た男・加瀬建城(けんじょう)の壮絶な最期だった――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいとや
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大半は遠州血獄一家初代総長加瀬建城の逸話に終始するが、それもなんだかなぁ、という感じ。「門田に匹敵するデカい器の漢」を描きたかったんだろうが、血獄会と遠州一家を一つに纏める為「だけに」割腹自殺って、見合うかね?先走った愚かな死、とリアルタイムで読んでいた時も思った。現に、静岡から出たら、門田という如何にも馬が合いそうな男もいる訳だしね。大海を知らずに死んだのはバカだよな、と。そして大田黒は矢張り弱い小物だし、ますます加瀬が何に命捨てたか、分からなくなる。矢張り、この作品は血獄一家編からおかしくなるな。2023/06/24