祥伝社文庫<br> 金沢殺人事件

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祥伝社文庫
金沢殺人事件

  • 著者名:内田康夫
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 祥伝社(2014/08発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396323011

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内容説明

正月の古都・金沢で、惨劇が発生した。兼六園近くの「美術の小径」の急な石段から、女子大生が何者かに突き落とされ死亡したのである。彼女は年末の東京・平塚神社で「オンナニ……ウシク」という謎の言葉を残して殺された商社マンの最期を、偶然目撃していた。二つの殺人事件の繋がりを求めて北陸に飛んだ名探偵浅見光彦は「紬(つむぎ)の里」で事件解明の鍵を掴んだが……。人気作家が古都金沢を舞台に放つ本格旅情推理の傑作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

su☆ma

8
★4(図) 能登・金沢は唯一行ったことのある北陸(あ、新潟もあった)。事件の目撃者が浅見さんと会わずに被害者に……。珍しいパターンだと思ったら自作解説にあるように作者の忙殺による都合なようで、何か結末もしっくりこなかったなぁ。今回も発端は浅見家近所で名探偵の素性バレてる。実はお手伝いの須美ちゃんが好きなので、家に電話入れた時の坊っちゃんへの小言が聞けなかったのが残念(そこ?)。石川県の魅力は丁寧に描かれていたと思うので、あちこち車を走らせてくれる浅見さんに感謝。2017/07/25

てる坊

5
第一目撃者が殺されたあたり仕事に追われた著者内田さんの苦労がわかります。目撃者が音大生では事件にならないのです。地元石川を丁寧に書いてますが、取材した後がわかり、県立美術館での美術の小径での暗殺はさすが目のつきどころが違うと思いました。2013/02/28

うずまきねこ

4
内田さんも自作解説で書いてましたが、各章が結構行き当たりばったり感がありました。練った印象はなかったです。それでも浅見光彦が小さな手がかりを頼りに事件解決の糸口をつかむのは面白かったです。それにしても、よく取材されていて、伝統などの記述にも舌を巻く思いでした。2011/04/11

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