内容説明
2012年、『萩殺人事件』(光文社刊)と同時発売され、「世界初で唯一の趣向」と話題となったミステリー。今回、同時新書化を機に、待望の電子配信開始!国民的探偵役・浅見光彦が中原中也の詩の謎に挑む!2作合わせて読むことによって事件解明の醍醐味が倍加するという、ベストセラーメーカーが企んだ空前の仕掛けをご堪能あれ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
110
内田さんの本を読むのは久しぶりです。この本と萩殺人事件を読まなければならないような感じで宣伝文句がうたっています。私もこのような感じの本は好きで、北森鴻さんの金子みすゞへのオマージュのような作品も好きですが、この作品も中原中也の詩なども出てきて楽しめました。ジャック・カーリィの作品とは異なって肩の力を抜いて楽しめました。「萩殺人事件」も読みましょうかねぇ。2015/11/26
布遊
5
今年読んだにも関わらず、図書館から借りてきてしまいました。読んだ本に追加しておこうと思います。感想もレアではないので、わたしの読書遍歴を~小学生では少女小説・伝記もの、中学~高校純文学、成人してからはミステリー、最近は啓発本をよく読んでいます。ミステリーは、森村誠一・夏樹静子・内田康夫、浅見光彦シリーズは概ね読みました。この、汚れちまった道は、久し振りに手に取った本でした。最近読んだ本では、風の盆が面白かったです。実際に風の盆、見てみたくなりました。2014/12/10
もかすけ
2
今回はマドンナ不在、同業者が相棒という異色で硬派な作品。この本を読んだからと言って中原中也に興味はわかないなぁ。2024/07/04
MNK2
2
ずーっと積読本でしたがようやく読了。中原中也の詩はほとんど知らない。次は萩殺人事件読もうかな。2017/04/03
こまそらねこ
1
なんか初の試みらしい。簡単に殺される人が多くてつらい。行ったことのある観光地がでてくるなあ。2021/08/08