内容説明
尺八、黒衣、天蓋―青梅山中で殺された男はなぜか虚無僧姿だった。調査を開始した浅見光彦は、尺八名人だった男が、以前住んでいた修善寺ゆかりの名曲「滝落」だけは拒絶していたことに疑問を抱いた。急遽伊豆へ赴き、事件当日、修善寺でも虚無僧が目撃されていた事実を掴む。偶然なのか?直後、第二の殺人が起きた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chili
1
余韻があって、よかった2025/05/28
Kiyoshi Utsugi
1
青梅山中でなぜか虚無僧姿の会社役員の羽田栄三が殺された死体が発見されるところから物語は始まります。 この羽田栄三が昔住んでいた修善寺、大久保長安(金山採掘で知られる江戸時代の勘定奉行)と土肥金山(明治から昭和にかけて採掘されていたようです)が絡んで物語は進んでゆきます。 道シリーズの第一作目ですが、知っているところが出てくることもあってなかなか面白かったです。2015/10/26
きぬこしぷりん
1
主人が買ってきた本。内田さんの本は何冊か読んだことがありますが、浅見光彦の育ちの良さが結構好き(笑)警察上層部にいる兄のおかげもあって事件の謎を解いていくいつものパターン。2013/11/19
甘味
1
現代の殺人事件の根が思いのほか深く浅見といっしょに推理していくのはおもしろかったが、浅見シリーズ、今回みたいなどこか消化不良な終わり方をたまにするのがちょっと嫌だ。2012/06/04
本棚の旅人
1
「喪われた道!」きっと日本全国にかつては人や車の往来があったのにいつのまにか無くなってしまった道がある。。。特に歴史のなかに埋もれてしまったものがある。。。そんな道を浅見光彦と一緒に歩きたい!2012/04/15
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