働く/働かない/フェミニズム 家事労働と賃労働の呪縛?!

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働く/働かない/フェミニズム 家事労働と賃労働の呪縛?!

  • 著者名:小倉利丸/大橋由香子
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • 青弓社(2014/07発売)
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  • ISBN:9784787230461

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内容説明

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家事労働と賃労働とのダブルバインドのなかで、フェミニズムは「働くこと」それ自体がはらむ問題を見据える地平に立った。資本と男たちとによる搾取からの解放の道をめぐっての論争、対論、働く女たちの現場からの発言の集成。

目次

はじめに  小倉利丸


 (1)「女の経済自立」「主婦」「母」、それぞれの思想をどう超えるか 人間の「自立」と「共同性」を共に志向しつつ  池田祥子
 (2)“自立の迷走”からのフェミニズムの自立のために 自立論再考・「女性の身体性」をキーワードに  金井淑子
 (3)女性と労働のねじれた関係
   1 身体搾取論の問題構成 対談に先立っての問題提起 小倉利丸
   2 女性と労働のねじれた関係 フェミニズムと身体搾取論はどこで交差するか 〔対談〕江原由美子/小倉利丸
   3 家事労働からの総撤退を 対談への補足として 小倉利丸
   4 家事労働を「強制」するメカニズム 補足に対してコメントする 江原由美子


 (1)労働の意味をとりもどしたい  [インタビュー]加納実紀代
 (2)自分にとってどっちがマシか 討論・それでも残る「総撤退論」への疑問をぶつける
 (3)論争再録にあたって  小倉利丸
 (4)社縁社会からの総撤退を 具体的解放戦略を提起する  加納実紀代
 (5)生き方の選択肢を増やす「四時間労働」 加納提言に異議あり  ますのきよし
 (6)おもいおもいにしっかりと撤退しよう まきこまれつつ、まきかえせ!  相原由美子/ふくもとのりこ
 (7)なぜ「社縁社会からの総撤退」か  加納実紀代
 (8)社縁社会からの総撤退は可能か? 加納解放戦略への疑問  中川学現
 (9)「マルクス主義フェミニズム」と「総撤退論」  小倉利丸
 (10)私の「社縁総撤退論」その後  加納実紀代


 (1)活動専業・主婦のゆううつ  遠藤良子
 (2)「ワーキング・マザー」という戦略 私が生活クラブ生協で労働者してる理由  榊原裕美
 (3)のびやかな「自立生活」と「労働」をめざして 障害者が働くこと/障害者介助という労働  堤 愛子
 (4)企業システムの“外”で働く デザイン・広告業界から  松永るみ子
 (5)「男が先」を否定することでみえてくるもの 学校のなかの性差別と男女混合名簿  川合真由美

おわりに  大橋由香子

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとう

0
さすがにちょっと古すぎる。男が女を養う給料を稼げるのが前提の時代の話。ところどころ面白いとこもあったけれども。2013/05/23

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