内容説明
近代市民社会へのつかの間の栄華をきそう王権と、その陰に成長する市民精神を「遠心」と「求心」の力学で捉える。「朕は国家なり」の過激な時代を描いた本書は、バロック芸術の時代背景を知る本でもある。
目次
絶対君主の登場
スペインに沈む太陽
古い帝国の死亡証書
オランダの光と影
ブルボン王朝の発展
深まる危機
聖者の進軍
フロンドの戦い
各誉革命への道
ヴェルサイユの太陽王
窓を開くロシア
遅れた国の進歩ぶった君主
革命の時代へ
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