内容説明
北京原人の発見と原中国人の発生・分布より説き起こし、黄河文明の時代から名君勇将が覇をきそう王道・覇道の治世をへて、漢民族による初めての世界帝国、秦・漢に至る、治乱興亡の古代中国史!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
孤独な読書人
8
古代中国史を概観。2016/08/22
牧神の午後
4
正直中国の歴史は苦手。オタクの必須教養の諸子百家や三国志あたりも苦手だったりなんかする−−はさておき、筆者〔いずれも故人ですが)の筆の赴くままなと頃も合って、非常に読みやすく、楽しい。しかし何よりも感慨深いのは、この本が書かれたのが文革当時だったこと。当然、中立ではあるものの、随所にその影響を感じさせられる。2017/11/25
misui
3
後漢の滅亡まで一通り。五行説は始皇帝が建国の原理として採用したとか細かい発見が多い。後の時代もいずれ。2022/09/28
フェイ
2
第一巻で北京原人について少し触れていたが、本作はその流れから後漢末(三国志の時代)に入ったところまでを範囲としている。 中国は王朝が非常に多くあり、名前も似通っているため、どれがどれだかよく分からなかったが、本書によってそれがわかった。また、この巻の時代が故事成語の語源をほぼカバーしている。紹介数自体は多くないが、四面楚歌や臥薪嘗胆など有名所は載っている。自分は本書で紹介されるまで商人の語源が商(殷)の人だとは知らなかった。というか疑問に思いすらしなかった。2014/12/14
じょあん
1
このシリーズの良いところは、難しいことをあまり考えなくても読み進められ、それで一通りその地域の歴史の流れがおさえられるというところ。但し、内容は古くなっている。何しろこの巻も書かれたのは文革の真っ最中。いまでは文革もどんなものでどういう結果になったのか、研究も進み、概説もある。けれど当時はそうではない。そのことが多分に古代を扱ったこの本にも特に後半部に影響しているように思う。そうしたところは少し差っ引いて読まねばならないだろう。2023/04/24
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