角川文庫 忍法落花抄

著者名：山田風太郎

KADOKAWA（2014/05発売）

• ISBN：9784041356319

内容説明

失踪していた妻が眼前に引き出され、上司〈吹雪〉に犯されそうになったのを見て、幕府隠密〈薄雪〉はついに叛意した。松平伊豆守に一服盛ることを約束したのだ。すると吹雪は壁の方に歩いていき、土壁のくぼみに顔を押しつけた。数分後、ふり返った男の顔は、吹雪とは似ても似つかぬ別の男だった……。「島原の乱」から由比正雪を経て、「伊達騒動」に至る謀叛の系譜を確立しようとする怪人森宗意軒と、顔面取り替えの忍者を描いた「忍者仁木禅正」ほか、７編を収めた痛快忍者列伝！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[北白川にゃんこ]

業の深い短編集！山田風太郎はとにかく忍法を作りたいのだ。おっ山風譚の話もあるじゃん。

2020/08/21

[みゆぽ＠恭介最高！]

発掘品もう一冊。やはり山風の発想力は絶品です。どれもキュッと締まった中味の濃い短編ばかり。文字通り掘り出し物でした

2011/04/29

[二分五厘]

1986.9.20

[出世八五郎]

講談社文庫短編集『野ざらし忍法帖』と収録作品が大分被る。

[洪七公]

読了

1984/03/17