内容説明
少女誘拐事件の最大容疑者・大石の変死現場にも、不審な行動が明るみに出た大沼看護婦の殺害現場にも雛罌粟の花束が残されていた。少女誘拐と謎の花束とは何を示唆しているのか? 一方受水槽で発見された女性の身元が判明、捜査員は意外な人物の影に遭遇する。二つの怪事件は、様々な人間の運命を弄びながら、悲劇の終局をむかえる…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いおむ
6
既読済みです。読みごたえありました。この作品の斎藤さんは好き。2019/02/24
RNR
3
噴火は実際にあった出来事。わたしの母はその噴火が起きた前日まで現地にいたそうだ。1歩間違ったらわたしは生まれていなかったのかも知れないと思いながら読んだ。2010/06/03
風花 kazahana
2
マンションの貯水槽から女性の遺体が見つかった出だしは なかなか気持ちのいいものではなく 気持ち悪い始まりでした。この見つかった女性と 子供の誘拐事件が 関係性がわからないまま捜査が続いていきます。下巻の中盤が過ぎるまで 全く犯人がわからず(私は) 推理小説として とても楽しめました。火の魔法陣 空の魔法陣という作品もあるとの事。この高いレベルの推理小説なら読んでみようかなと 思っています。2020/03/29
NORI
1
高校時代に読んだ懐かしの一冊。 古本屋さんをハシゴして、下巻を探して回った日。
Kai
1
途中から想像出来た部分が多くて驚くような結末ではなかったし、何より読んでいてすごく長く感じた。好みとは少し外れているけれど、手元にまだシリーズ分があるのでまたいくつか読んでみます。2023/11/20