アルセーヌ=ルパン全集11 三十棺桶島

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アルセーヌ=ルパン全集11 三十棺桶島

  • ISBN:9784038151101

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内容説明

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ベロニックはブルターニュのあばらやで十字架にかけられた自分の絵を発見する。迷信と奇跡が交錯する島の怪事件にルパンが挑む。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2兵

3
主役はルパンではなく、ベロニクという子持ちの女性。舞台は、ブルターニュ地方にある三十棺桶島と呼ばれる不気味な孤島。謎の予言や「神の石」、巨石建造物やドルイド僧などのオカルト要素、そして起きる血みどろの連続殺人と、ルパンシリーズのなかでは、かなり異色の雰囲気を持つ長編。小学生のころに児童向けにリライトされたポプラ社版を読んで、その怖さもあって強烈に印象に残っていた作品だったのですが、大人になったので、改めて全訳となるこの偕成社版に当たってみました。ミステリーとしては、犯人の正体よりも(むしろ序盤で示唆されて2024/07/10

H

2
2022年3月21日以前の読了本2022/10/03

辺野錠

2
いつものルパンものと言うより閉鎖空間でのサスペンス要素が強いというのは異色な雰囲気。物語のキーである『神の石』の正体については当時としてはタイムリーな話題だっただろうしそれを取り入れるのは凄いなと思った。そして荒山徹先生の小説で似たような展開を読んだけどこれのオマージュだったんだろうか。2019/09/14

RINKO 秋の夜長

1
ルパンシリーズ第十一巻。 ルパンの「ドン・ルイス・ペレンナ時代」3部作の2作目。ルブランお得意の心理学の要素を取り入れたトリックが遺憾なく発揮された作品で、読んでいるこちらも不吉な島をおそう恐怖の連続に追い詰められる。しかし、そこにペレンナことルパンが現れ、あざやかな救出劇で幕を閉じる。2020/12/03

訪問者

1
まるでフランス版横溝正史のような舞台。おどろおどろしい怪異が最後には合理的に解決される。ルパン物にこんな作品があったとは。2016/09/05

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