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内容説明
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汚職の証拠を握る悪徳代議士ドーブレックとルパンの死闘。フランス政界を震撼させたパナマ運河疑獄事件をモデルにした傑作長編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辺野錠
3
捕らえられた部下の死刑と言うタイムリミットがある中向こうに回す相手はシリーズ屈指の強敵と言うのがサスペンスな展開になっていて手に汗握った。今回のキーアイテムである重要な名簿のありかが二転三転して最後は意外な場所に隠されているのが分かるのも物語をスリリングにしていて楽しい。実際に起こった事件がベースなのはリアルタイムで読んだらまた別の感想になったのかなと思った。2021/06/24
訪問者
3
これを読むまでは「813」がルパンシリーズの最高傑作と考えていたが、この「水晶の栓」の方が面白いかもしれない。ルパンに対する悪役、ドープレックの凄さ。秘密文章の隠し場所の意外さ。そして何よりも卓抜な構成の巧みさ。あっという間に400ページを読み終えてしまった。シリーズ中の白眉。2016/08/30
H
2
2022年3月21日以前の読了本2022/10/03
Stevie G
1
ルパンがこれほどまでに裏をかかれたり、思ったようにならなかったり、打つ手がなくなったりしたことがあったなんて、この作品を読むまで知りませんでした。ただ、お約束のかなわぬ恋はやはりありました。と言うか、憧れの女性の存在が、常に彼の行動の大きな動機になっているのは、やはりお国柄ですね。イギリス人には書けません。2017/12/27
shuha
1
荒唐無稽社会派作品。二転三転、最後の仕掛けも言われてみれば納得。2016/03/01