アルセーヌ＝ルパン全集１０ 金三角

著者名：モーリス＝ルブラン【著】/竹西英夫【訳】

偕成社（2014/09発売）

• ISBN：9784038151002

内容説明

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金三角と走り書きされた紙片を握って死んだコラリーの夫。10億フランの金貨をめぐって、男女の因縁と国家的重大機密が交錯する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[きりぱい]

前作オルヌカンでは出たというほど出なかったルパンなので、今回はちゃんと登場してくれてよかった。最初はいやに押しが強くて鼻につく傷痍軍人パトリスと、従軍看護婦コラリーの因縁に惑わされ、庇護者が敵になったり、結構真相に苦しむ。それにしても、この事件を解決する天才が必要だ、と突然ねじこまれてくるルパン！金三角という言葉の真相だけは張り合いがなかったけれど、第一次世界大戦のさなか、フランスにささげる活躍の大きさと犯人を出し抜く活躍は面白かった。

2011/12/28

[真北理奈]

個人的にはこれが好きでした。好きで好きで何度も読み直しました。機会があればもう一度読んでみたい。父が息子を思い、命を賭す姿は感動的ですね…無念に終わりましたが、結末でちゃんと報われるのでいいと思います。金三角の由来は見事でした。まさか！と思いますので気になった方は是非お読みくださいませ♪

2013/04/04

[辺野錠]

申し訳程度の出番だった前作に対して今回はルパンの出番が多いのが良かった。助っ人という立ち位置も変則的でいい。親子二代に渡る因縁の謎に引き込まれた。

2023/10/09

[H]

2022年3月21日以前の読了本

2022/10/03

[(^-^)v]

読みやすいけどルパンが。。。-C

2009/01/30