内容説明
戴国(たいこく)に麒麟が還る。王は何処へ――。乍(さく)驍宗(ぎょうそう)が登極から半年で消息を絶ち、泰麒(たいき)も姿を消した。王不在から六年の歳月、人々は極寒と貧しさを凌ぎ生きた。案じる将軍李斎(りさい)が慶国(けいこく)景王(けいおう)、雁国(えんこく)延王(えんおう)の助力を得て、泰麒を連れ戻すことが叶う。今、故国に戻った麒麟は無垢に願う、「王は、御無事」と。――白雉(はくち)は落ちていない。一縷の望みを携え、無窮の旅が始まる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
1034
小野 不由美は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。十二国記は、読み続けているシリーズです。図書館の予約に出遅れた訳ではないですが、ようやく18年ぶりとなる待望の長編の第一巻が読めました。久しぶりに十二国記の世界に浸っています。第二~四巻は来年へ持ち越しです。トータルの感想は全巻読了後に。私のアイコンは麒麟です🦒🦒🦒 https://www.shinchosha.co.jp/12kokuki/2019/12/27
kou
952
戴の絶望的な状況が描かれていた。まだまだ謎が多く、真相に辿り着くには多くの困難に直面しそうな予感がする。それにしても、泰麒の行動は、李斎や項梁以上に、読者の方が読んでいてヒヤヒヤしたと思う(笑)。2019/10/16
南北
923
既刊の再読が終わり、ようやく新刊にたどり着きました。荒れた戴国の現状から始まり、泰麒たちが驍宗を捜す旅がはじまるものの、偽王の阿選の姿が見えず、もどかしい限りです。前作の「黄昏の岸 暁の天」の最後で阿選が「幻術に通ず」としていたのと何か関わりがありそうです。角を失い、王気も探せず、使令も使えない泰麒たちがどうなるのか? 引き続き次巻に進みたいと思います。2019/10/18
ニャンゴロウ
529
待ちくたびれましたー。やっと読めます。 一番大好きな泰麒の話、一番気になっていた泰麒の話を読めて幸せです。しかし予想通り話は闇の中でした。小野先生は辛いことをホントに辛そうに書かれるから、ヒシヒシと伝わってきてドヨーンとなります。このままでは終われない。すぐに2巻へ!2019/11/12
ひさか
518
2019年10月新潮文庫刊。書き下ろし。通算12作目。前巻「黄昏の岸 暁の天」で行方不明の王と角を失くした麒麟の話から始まる展開は、どーなる感を煽るものの、そこからちっとも進まず、次巻へ。2020/08/24




