出版社内容情報
日本には、日本海側を中心に、豪雪地帯と呼ばれる地域がたくさんあります。スキーやスノーボードで雪を楽しむ人もいれば、雪かきや雪下ろしに苦労する人、雪や雪解け水を農業などに利用する人もいます。そんな身近な雪の「これから」に大きく関わる存在なのが、地球温暖化です。
気温が上がると、降雪は減ってしまうのでしょうか? どうやら、そんな単純なことではないようなのです。
日本でただ一人、雪と地球温暖化を専門に研究する著者が、雪と地球温暖化の関係に迫ります!
内容説明
温暖化で日本の雪が変わる!?雪の「いま」と「未来」に迫る!
目次
1 日本の雪のいま(そもそも気温が低くなるのはなぜ?;日本海側に降る雪 ほか)
2 雪を知るには観測が必要だ―雪の観測の現状(雪の結晶―天からの手紙;雪に似たもの―あられとひょう、凍雨と雨氷 ほか)
3 異常気象と地球温暖化が雪の降り方を変える(異常気象とは;地球温暖化のいろは ほか)
4 地球温暖化と雪の未来(将来、雪は増えるのか?減るのか?;21世紀末の冬の天気予報 ほか)
著者等紹介
川瀬宏明[カワセヒロアキ]
1980年生まれ。気象庁気象研究所応用気象研究部主任研究官。博士(理学)。気象予報士。専門は気象学、気候学、雪氷学。2019年度日本雪氷学会平田賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
-
- 和書
- 化学と薬学の教室 9