内容説明
本当のことに、少しばかりの嘘をまぜ、口中に広がる苦虫の味。
「真面目すぎておかしいといわれる」ほか、癖になるエッセイ集第三弾。
〈解説〉寺門孝之
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
29
コジコジはコジコジだよって云ったのは誰だっけ? あ、コジコジか。著者の書くものも同じ。町田康は町田康。随筆でも小説でも妄想でも同じ事だ。面白いかそうでないか。この世の全てのエッセイがこれだと戸惑うが、こういう本も必要だ。もっと読みたい。図らずも昨日両国で観たケニー・オメガの試合の感想と重なった。「これがメインのタイトルマッチというのは正直アレだな。笑いが起きちゃうし。でもこういうプロレスも面白い」と。ただケニーは自虐パンクロッカーの著者とは違い、これをジャンルの主流の中で表現しようとしている。その差だな。2018/10/09
やまねっと
25
有吉佐和子のエッセイ集を読んだ後だからかこの本を真面目に読んで馬鹿馬鹿しく思えたのは私だけだろうか?この本を読んでて真剣に読んでるが、後に何も残らないなと思っていたらあっという間に読了してしまった。町田康の小説同様真剣に読まず適当に読み流すのが良いという結論に至って読了した。町田校のエッセイは適当に考えず読むのがよろし。心に残らずとも良し。 でも、この本を読んで益々町田康のファンになったのは公然の秘密である。 別のエッセイ集でも良いので、一度町田康の本を読んで欲しい。馬鹿馬鹿しくて笑えるよ。2026/03/30
桜もち 太郎
5
パンクロッカーでもある作者。童謡「サッちゃん」もこのままでは歌わない。「ぼっちゃんがね/ぼちぼち行くから/散歩だね」とイボ付きの健康サンダルを履きながら歌う。う~ん、何というシュールさなんでしょう。これがマーチダの世界なのです。ホントかいな。「なんですか?自分の体たらくは?」と常に自分を貶めながら生きていくパンクロッカー兼芥川賞受賞作家なのでした。シュールなファンシーさをキメキメで語る随筆なのだ。2017/11/08
ぺーいち
3
ぎゅんぎゅん、くんくん、ぼらぼら。とりとめない話に粘りを加えるユニークなオノマトペ。そして、文語口語入り混じった変拍子のファンクネス。調子が伝染ってしまわぬよう、気をつけんければあかぬ。ん?2015/02/21
くるまやさん
2
ブラックでニヒル。テンションも低め。でも読み続けていたいのは心が救われる感じがするから。それで、解説読んで完全に恋した。2014/03/06
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