中公文庫<br> おそれずにたちむかえ テースト・オブ・苦虫5

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中公文庫
おそれずにたちむかえ テースト・オブ・苦虫5

  • 著者名:町田康【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 中央公論新社(2026/06/30 配信開始予定)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122054806

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内容説明

「話がまったく通じません」
「助詞ないのも腹立ちますねー」
「俺を叱るな。否定すな。」
ほか、会話が通じなくても、意思の疎通がはかれなくても、暗黙の了解のもとに送っている曖昧な日常に活を入れる傑作エッセイ集。

さらに旨味の増した第五弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

31
真面目な問題提起から入ったり最初から何かがずれていたり。五作目にもなると多様な型ができている。息継ぎの限界まで捲し立てる締めも含めて。随筆における嘘について考えると、先日の某日本人メジャー選手の松ヤニ騒動が頭に浮かんだ。ばれぬように使うなら黙認。だが彼らは共にあからさま過ぎる。スポーツの世界ではアウツと云わざるを得ないだろうし、昭和の文士が本書を読めば「きみ、これはアカンよ」と眉をひそめるだろう。でもこの体当たりな作風だからこそ太宰治の匂いを感じ取れるのだ。猫背の謙虚さに劣らぬ何が悪いという雑草の矜持を。2019/05/10

Ichiro Toda

7
町田康のエッセイ集の五巻目。たまたま5巻目を手に取っただけで、エッセイ集自体ははじめてだったがあまりにエッセイの概念から外れている文章がエッセイらしく並んでいることに驚愕し、エッセイ集のファンとなった。エッセイにもこんなに自由があり、小説さがあり、創造性があるということに気づかされる。また内容も小説の難解さとは打って変わって分かりやすく、遊び心に満ちているので読みやすい。町田康の初期作品で読むのを諦めてしまった方に是非お勧めしたい。町田康の小説の入門としてもじゅうぶんであろうエッセイ集。2013/11/26

tyfk

6
ギター侍、オレオレ詐欺、とかでてきたので2004年くらいか。すこし芸風が変わったのかな。たまたまシュタイナーの本とか併読していて思うのは、ちょっと通じるものがあるかも、日常での修行ぽいところとか。2024/09/13

gu

5
客観的であることをよほど徹底しないとここまで「私」を笑い者にできないよなあ。2014/03/10

くるまやさん

4
哀しみを深く宿らせた真剣な瞳で、現実の不条理や矛盾を暴き、それを一身に受けて。それでも読者であるわたしたちに優しい。好き2014/03/10

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