内容説明
八年間毎週書き続けたエッセイを、書き終えて口中に広がったのは苦虫の味。
一抹のさみしさとよろこびを胸に、いま堂々の最終巻!
〈解説〉西加奈子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
39
帯に『8年間毎週書き続けたシリーズ感動の最終巻』とあってこのタイトル。どんないいことが書いてあるのかなと感動する準備をして読みました。そして感動しました。こんなに難しい問題にこんなにバカバカしい表現で切り込んでいけるのは町田氏でなくてはできません。「わかる、わかる。どうしてこんなに私の気持ちがわかるの。」と共感することしきり。読みながら気づきました。タイトルの方向が違う!町田さん、あなたに会えてよかった、なんだと。 このシリーズは終わったけど、次にどんな町田氏に会えるのか楽しみにしています。2013/12/06
aoneko
12
ひさしぶりの町田康が 町田康だった。内側に割れる言葉と意識の流れの奔流と、いま書きつつある運動そのものの言語化に、唸ったりじわじわツボを押されたりしながら、「ここでおわりかな?」と思ったらもう一歩踏み込んだ楽しさがあって、おもしろいんだけど基本たぶん切実で、好きなもの、行きつけの店が悉くなくなってしまうからと採った対抗策とその結末が、声を掛けようか迷うせつなさ。どんまい☆じゃ、ダメそう。2014/08/31
eipero25
10
なんで今まで読まなかったのか、自分を責める。 猫とか犬とか小説とかにかまけて、テーストオブ苦虫、ほったらかしにしてた。 気付けば、これが最終巻。 今から遡ってもいいですか。 パジャマをピジャマと呼んでもいいですか。2017/01/30
きょん
10
8年間も毎週これ書いてたのか、マーチダ・コー、、、(笑)2015/05/05
水色...
9
★★★★☆今年の読み納め本と決めていた大好きな作家の大好きなシリーズ最終巻。面白かったけど、あぁ、遂に終わってしまった、と心にぽっかり穴状態。感慨深く、徐々に寂寥感に支配されている。些かやり過ぎ、と思う場面も相変わらずあったが、何度も流石と唸らされた。作中で自身が「馬鹿の振りをしているだけで、実際には馬鹿ではなく、本当はきわめて賢い」と述べていたが、その通りだと思う。長い間お疲れ様でした。あなたにあえてよかった。2013/12/31




