内容説明
生きていると出会ってしまう、不条理な出来事の数々。
口中に広がる人生の味は甘く、ときに苦い。
ちょっとビターなエッセイ集、第二弾。
〈解説〉山内圭哉
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
33
ジャンプで初めて読んだ「ジョジョの奇妙な冒険」は第三部だった。承太郎。シャープな絵柄。スタンドバトル全開。その後1巻を買って開いた時の「何か違くない?これ」を思い出した。パッと見はいつもの町田。でも全体的に新井。じゃなくて粗い。回によっては「やっつけで原稿用紙埋めちゃった」感すら視える(エッセイなんてそれでいいと云うならまぁそうだ)。調味料入れ過ぎというか妄想妄言と現実パートのバランスがやはり今よりも。だがこの違和感は後の巻を先に読んだ人だけが味わえる貴重なもの。アリです。そもそも彼はパンク畑から北野田!2019/07/09
やまねっと
21
相変わらずぶっ飛んだ文章で感心した。でも、町田康の文章は読めない漢字を多用するので、漢字にはルビを振って欲しいのだが。 こんだけ面白いのに記憶に留まらないのが痛快なところである。 また、日をあけて読み直したいと思う。その頃には今回読んだ余韻もすっかり忘れていることだろう。 今度は小説を読んでいこうと思う。でも、この本含め、町田康のエッセイは虚実ないまぜになった文章なのでこれも小説の一つと言えると思う。 楽しい本をありがとうございました。2025/08/29
syuntaro
8
【町田節炸裂のビター・スイート・エッセイ】生きていると必ずある、不条理な出来事の数々を、パンク作家・町田康が、時に面白おかしく、時に怒りながら綴った、ビター・スイート・エッセイ、『テースト・オブ・苦虫』シリーズ第二巻。文体は町田節ここにあり、といった感じだが、第一巻に比べると、苦虫度は下がったように思う。その分、爆笑度・苦笑度が格段にアップし、どこからがエッセイかわからなくなる程、町田ワールドが全開だ。フジロックと思しきロックフェスや、クラッシュやストロークスなど私の愛するバンドの登場には発狂寸前だった。2014/04/11
tyfk
4
なにも書くことがないときどう言葉をひねりだして売文を成立させるのかの悪戦苦闘(だけどあまり趣味でない)。日韓ワールドカップの話があったから、もうだいぶ昔。2024/09/06
ぺーいち
4
デタラメに分岐し、あちこち爆ぜまわり、散々ぱら迷走した挙句に「くわっ」などと奇声を発して当座の交錯をリセットしようとする、もしくは放屁にて完。案外常識的なことを書いているのだけれど、相次ぐ脱線でもはや何が本筋なのか解らなくなってしまうほどにこんがらがってスラリとしないン。少々読みづらいけれど、紆余曲折を経た末の結びの2、3行がお見事。2013/02/14
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