角川ホラー文庫<br> ととはり屋敷

個数:1
紙書籍版価格
¥1,078
  • 電子書籍
  • Reader

角川ホラー文庫
ととはり屋敷

  • 著者名:澤村伊智【著者】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • KADOKAWA(2026/05発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041150115

ファイル: /

内容説明

最強の霊能者・比嘉琴子には6人の弟妹がいた。だが、生き残ったのは真琴だけ。弟の双子・龍也と虎太を襲ったキャンプ場の惨劇、その下の弟の肇が挑んだ少年野球チームの怪、末子の栞が命がけで対峙した凶悪な獣。住人不在となった比嘉家は、いつしか呪われた家として話題を集めていた。家に現れる「ととはり」という文字列と、人を襲う化け物の正体とは――。家族の歴史を紐解く、比嘉姉妹シリーズの前日譚となる短編集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

104
比嘉姉妹シリーズ最新作は6つの短編集。大好きなのに人間関係をキチンと覚えていない自分にガッカリしつつ(琴子が長女なのは覚えていたが6人も弟妹がいたとは!些細な事なのに覚えていたのは映画『来る』で好演した柴田理恵さん(逢坂セツ子)の名前が出て喜んだ)も、初めて知った弟妹たちのキャラが巧く描き分けられ、彼らの無骨な優しさが物語に深味を与えている。故に、どの話も怖いけれど切ない味わいを堪能できた。中でも映画『SAW』をモチーフにした『メイク・ユア・チョイス』と琴子&美晴が登場の『かたので駅の怪』は好みだった👍2026/06/02

KAZOO

101
澤村さんの比嘉姉妹物のある意味前日譚といえる作品集です。比嘉琴子には6人の弟や妹たちがいたのですが、生き残ったのは真琴だけです。なぜそのようなことになったのかを様々な事件の様子などを物語として紹介してくれています。その事件がやはり怪異的なものが多く澤村さんの面目躍如といった感じがしました。2026/05/28

眠る山猫屋

67
比嘉姉弟の行く末がこんなにも早く読めてしまうとは。どの話にも厭な“ナニカ”は出てくるけれど、恐怖よりも哀感の方を強く感じてしまうのは、みんな良い子だったから・・・。責任感が強くて、自分たちを奇異の目で見ない数少ない人々の為に、怖くて悍ましいモノに立ち向かっていく。子供故の過信や力不足、真相を見抜けなかった事から命を落としていく・・・。達観しているようでいて、まだ子供だった末妹、運命に従った栞の最後の言葉が商業利用されていたのが悲しい。家族の悲劇が詰まった一冊、それでも琴子の同級生たちは救いだった。2026/05/28

さっちゃん

56
シリーズ前日譚であり家族の歴史が描かれる短編集。琴子の6人の弟妹にふりかかる怪異。呪われた家の子と周囲から距離を置かれる比嘉家の子どもたちが、それぞれ怪異と対峙するが…。/「ざんどぅま」に続いて読む。巻頭に家系図があり、年少者の死亡率の高さに胸が詰まる。ダメ過ぎるクズ父・純平も登場。弟妹の悲しい行末がわかっているだけに読み進めるのが辛い。今作を読んでシリーズへの見方が少し変わったかも。ホラーという娯楽を楽しんでいたことに妙な罪悪感を覚えてしまう。ただ、シリーズに立体感が出て愛着が増したのは言うまでもない。2026/06/08

アーちゃん

53
2026年発行。初出全て「怪と幽」。比嘉家の家族それぞれの”死”を描いた6編の短編集。最初に比嘉家の家系図があり、読みながら何度も見返した。双子の龍也と虎太、三男の肇、末っ子の栞。1998年から両親と栞が亡くなる2009年と時にリアル、時に思い出として出てくる琴子の弟妹。個人的に怖かったのは、映画『ソウ』と同じようなシチュエーションで真琴が巻き込まれる2019年の「メイク・ユア・チョイス」と表題作。「このイベントはフィクションです(以下略)」の文中に”2024年”とあるのが気になる。2026/05/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23298545
  • ご注意事項

最近チェックした商品