角川ホラー文庫<br> などらきの首

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角川ホラー文庫
などらきの首

  • 著者名:澤村伊智【著者】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2018/10発売)
  • いよいよ秋の気配!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~9/13)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041073223

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内容説明

父の遺した不動産で夜になると聞こえる「痛い、痛い」という謎の声。貸事務所の問題を解決するために、私は「ヒガマコト」という霊能者に依頼をするが……。比嘉姉妹シリーズ最新作にして初の短編集!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

627
澤村 伊智は、ほとんどの作品を読んでいる作家です。本書は、比嘉姉妹シリーズのホラー短編集でした。オススメは『ゴカイノカイ』&『などらきの首』の2作です。それにしても表紙のセンスのなさは、どうしたのでしょうか?KADOKAWAは、猛省するように。2018/12/03

夢追人009

500
比嘉姉妹シリーズの初短編集。著者の豊かな発想のバリエーションに唸らされ独特な論理で多少は強引でも力業で最終的に納得させられる腕前には毎回感嘆しちゃいますね。『居酒屋脳髄談義』の男性至上主義で女性を馬鹿にする野郎どもが最後に奈落に突き落とされるストーリーは痛快でしたね。身に覚えのある方は反省しましょうね。表題作『などらきの首』は怪異の謎解きが終わった後に不可解な死が訪れて背筋が凍る読後感が素晴らしいですね。私が思う著者の最大の美点はミステリの合理的なトリックを書きながらも最後はホラーで締めてくれる所ですね。2025/11/14

しんたろー

348
スピンオフ短編が6つ…比嘉姉妹たちの過去の物語はファンには楽しく、もう会えないと思っていた美晴に再会できたのも嬉しかった。カットアウトで終わって、余韻を持たせる手法もニクイ!怖さとしては『ぼぎわん』や『ずうのめ』に及ばなかったが、怪奇と風刺を織り交ぜる作風は健在でワクワクした…哀しさ&怖さのバランスが良い『学校は死の匂い』、そのまま『世にも奇妙な物語』に映像化できる『居酒屋脳髄談義』、著者らしさが最も強く感じた『などらきの首』の3作は満足!色々と意見はあるだろうが、このまま比嘉シリーズを突っ走って欲しい♪2018/12/03

utinopoti27

247
本書はホラーテイストな短編集だが、澤村氏の過去作を読んでいないと、何だかまとまりがなく、もやっとした印象を受けるかもしれない。それもそのはず、これはいわゆる『比嘉姉妹シリーズ』登場人物たちのアナザーストーリーなのだから。ただ、全く肌触りの異なる6篇の話は、各々独特なオチと空気感があり、多彩な才能の引き出しが感じられて、ファンには嬉しい趣向だ。ちなみに、自分は起承転結のはっきりした、いかにも短編らしい表題作が好みだが、読み手それぞれのツボにはまる作品がきっとあるに違いない。作者の魅力が詰まったお得な一冊。2021/05/27

bookkeeper

246
★★★★☆ 「ゴカイノカイ」店子が定着しない貸事務所に悩むオーナーが"鎮め屋"を頼る。「学校は死の匂い」雨の日に現れる幽霊ーよくある怪談噺に思われたが…。「居酒屋脳髄談義」居酒屋で職場の女性社員をからかい、いたぶる。いつもの鬱憤晴らしのはずが、今日に限ってその子は反論してきた。  怪異と人の負の感情。共に仄暗い所から顔を覗かせて、見たくないから、おぞましいから相性が良いのでしょうか。短編ならではの切れ味と結末の捻りが秀逸な「居酒屋〜」が素晴らしい。心暖まるものや推理小説ばりの謎解きまで味わいも様々な6話。2021/01/04

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