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内容説明
絵巻のおもしろさは細部に宿る。絵巻の魅力となっている、挿絵と文章が交互に展開される様式は、人びとに物語を饒舌に伝えるためだった。美女や武者や妖怪、綺麗なものから奇妙なものまで、あらゆる題材が扱われ、細部に迫れば生き生きとした表情が、くるくると紐解けば思いがけない物語が描かれている。平安から江戸まで、代表的な絵巻18点を例にとり、オールカラーの豊富な図版とともに魅力と見どころを解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
絵巻物=文字+絵→物語展開。右→左+詞書+時間経過=物語性+視覚+言語。種類:物語絵=源氏(ロマンス)、縁起絵=信貴山(奇跡)、歴史画=伴大納言(事件)、宗教画=地獄/餓鬼(警告)、他=鳥獣戯画(ユーモア)。表現:異時同図法(A→B→C)+吹抜屋台(俯瞰)+躍動感=ドラマチック+感情表現。魅力:源氏=優美+宮廷、信貴山=劇的+活気、鳥獣=擬人化+線、伴大納言=サスペンス+群衆。鑑賞:展開+詞×絵+構図/色彩+社会背景=新発見+深理解2026/04/09
田中秀哉
0
山本陽子さんの絵巻に対する情熱が溢れる本でした。これはもうすぐ京都国立博物館で開催される『北野天神縁起絵巻(承久本)」全巻全場面公開』の予習として読んだのですが、他の絵巻物も読みたくなりました。2026/04/07
Teo
0
一つ前に読了したのが「漫画の中の漢字を学問する」でその中でコマの絵が漢字でフキダシがルビに相当するのではみたいな議論の中で絵巻の言及があった。まさにそれに続いての絵巻の本。これは面白かった。おかげで絵巻をじっくり見てみたくなった。引目鉤鼻は確かに同じだねとは思っていたけど「女の顔に口髭をつけて..」でも同じって言われて、それって所謂ハンコ絵かよ!西又葵さんかよ!(失礼)2026/04/06
W T
0
美術館や博物館で見る程度で一切の知識がないので読んでみた!! 源氏物語の登場人物が引目鉤鼻の理由(後の読者のため) 鳥獣戯画の楽しみ方 単語の意味も知らなすぎて…恥ずかしい。2026/04/06
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