内容説明
〈魔法のゆび〉は、わたしの秘密。でも、それは使っちゃいけない。不幸なことがおこるから。なのに、ある日、おとなりのグレッグさん一家が、シカを撃ちころして運んでいるのを見たとき、思わずカッとなり…。グレッグさん一家にゲゲッとおどろく災難が!(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
140
ダールコレクションの1冊です。ダールもさまざまな分野の本を書いています。これは生物の命の大切さと主人公の感情が魔法を作り出すということでひとつのファンタジーなのでしょう。先生を魔法で馬鹿にしたりしますが、命の尊さを基本的にはいっていると感じました。2017/03/08
ヴェルナーの日記
136
さすがはロアルド・ダール。ブラックユーモアのセンスが光る作品。しかし、よくよく考えてみると少し怖い。主人公の”わたし”の感情が爆発すると、その相手はとんでもない事態に陥る。彼女の将来に一抹の不安を覚える。彼女の倫理観が正しいければ、魔法によって世の中を良くすることが出来るかもしれないが、逆だった場合、暗黒時代となるだろう。この魔法を科学技術に置き換えてみる。すると科学技術は純然たる技術にすぎないのであって、そこに善悪はない。その技術を使用する者の倫理観によるのだ。今の現実世界を見渡せば、よく解かるのでは?2015/06/17
うー (ハクナ・マタタ)
28
わたしが怒ったら右手の人差し指から光線がとびだす。森に行っては銃で鳥や獣を撃ちまくるグレッグさん一家に対して怒りの光線!翌朝グレッグさん達は自身の異変に気付く。もしも自分が小さな鳥になってしまったら…まずはやっぱり飛んでみるよね。反撃に出たカモたちの言葉はずっしり重い。グレッグさん一家が犯した罪を反省し償う姿にホッ。とっても短い物語だがとっても深い。2021/05/03
海猫
27
比較的真面目な話だけどイラストがとぼけてて笑った2010/11/15
@nk
22
古本屋にて、娘が読むかなと思い、手にした。人間以外の動物に対する優しさを持つことの大切さが、柔らかい文態の訳文で描かれている。挿絵のタッチも、とても親しみやすい。絵本以外の外国の児童書は、初めて読んだかもしれない。たまにはこんな物語も、良い。有名な著者のようで、世界中で読まれているらしい。装幀もとても素敵。シリーズとして、他作も本棚に置きたいな、と思うのでした。2019/10/20
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