内容説明
以前はお菓子屋さんだった、おんぼろのへんてこな空き家。ショーウインドーには“売れ出し中”の文字。それが、ある朝“売約じみ”に、そして“はしご不要窓ふき会社”に変わった。中から顔を出したのは、キリン、ペリカン、サル!この三人(三びき)で、どうやって窓ふきをするっていうの?さっそく、お金持ちのハンプシャー公爵から仕事をたのまれて、ぼくは、彼らの仲間に入れてもらい、公爵の屋敷に向かった。“窓ふき会社”の活躍ぶりは、それはそれはものすごくて…。(電子版では本編にイラストが含まれません。ご了承ください。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェルナーの日記
333
著者ダールの作品にハズレはない。ウィットに富んだ物語の創作性はレベルが高く。理屈抜きで面白い。笑えるの一言に尽きる。摩訶不思議なペリカンと摩訶不思議なキリン。そしてお猿さんがコンビを組んで摩訶不思議な会社を設立する。その名も”はしご不要窓ふき会社”。それに主人公ビリーが加わって操業開始。いきなり大口の仕事が舞い込むが、物語は、そこから脱線していく。ストーリーの逸脱するパターン。”はしご不要窓ふき会社”は、何のために設立したのか分からない。2017/04/21
KAZOO
116
ダールの作品としては毒毒さがあまりなくハッピーエンドな終わり方になっています。窓ふき会社の面々が楽しめます。キリン、ペリカン、サルといった動物たちですがそれぞれの特徴を生かして窓拭きを行いますが、そのときに泥棒を発見して・・・。男の子がいなくても物語りは楽しめる気がしました。2018/03/01
@nk
32
昼休憩に一気読み。読み始めてからビリーが手をふるラストまで、ほんの一瞬に感じられる読み心地こそ、ダール作品の真骨頂なんだろう。ビリーが動物たちと仲良くなって望みを叶えるに至る一連の展開。そこに散りばめられた喜怒哀楽。かのチョコレート工場からも手がさしのべられていたりもして、微笑ましいばかり。いちばん印象的だったのは、動物たちとの出会う場面。サルくんへの好意に踊り返すビリーの可愛げが、なんとも言えぬあたたかな気持ちにさせる。物語の世界へ、あっという間にゆける。2022/03/23
ゆか
24
面白く読めました。王道で、ブラックな要素がなく、楽しめる物語。子供もきっと大好きだと思います。ワンカの名前も出てきます。あとがきを読むと、お菓子へのこだわりがわかり、お菓子が好きだからこういうお話が生まれたのねと納得です。久しぶりに読んだロアルドダール。また、読んでみたくなりました。2014/02/27
がいむ
24
「チョコレート工場の秘密」のロアルド・ダールの作品。挿絵いっぱいの100ページくらいの中編。キリンの首にサルが巻きついて、キリンの頭にペリカンが乗って、ペリカンの口にビリー君。この絵がなかなかかわいい!お話も愉快です。2013/10/31
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