内容説明
ガンダルフを失った悲しみを、ロスローリエンで癒した一行は、大河アンドゥインを漕ぎ下り、とうとう別れ道へ差し掛かる。フロドの指輪棄却の決意を知ったボロミルは、それを奪おうとする。逃げ出すフロド。悔悟したボロミルは、オークとの戦いに倒れ、メリーとピピンはさらわれる。ここに旅の仲間は離散した……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まふ
94
フロド達と離れ離れになった残りの仲間の活躍が描かれる。アラゴルン達はさらわれたメリーとピピンを救う決意をする。森の中で死んだはずの魔法使いガンダルフと再会する。蛇の舌の呪縛からセオデン王を解放し、サルマンの大軍に勝利してメリー、ピピンたちと合流する…。 アラゴルン達がガンダルフ、ピピンたちと再会できたことが、本編の最大メリット。下巻へと。(G1000)。2026/02/20
こまごめ
15
ボロミルの死から旅の仲間のその後の行方。ガンダルフの復活。ローハンの騎士たち。ピピンのしくじりからのガンダルフとの逃亡まで。物事がダイナミックに動いていて面白い!2022/12/01
泉のエクセリオン
11
ボロミルの討ち死。オークに攫われたメリーとピピン、サムと共に旅立ったフロド。「旅の仲間」は離散してしまった。しかし、アラゴルン、レゴラス、ギムリはメリーとピピン救出のために奇跡の追跡を試みる。その途次にローハンの騎士たちとの出合い、さらにファンゴルンの森ではバルログとの死闘を制し、この世に送り返され復活した「白のガンダルフ」との再会。そしてローハン国を滅ぼさんものと出撃したアイゼンガルドのサルマン軍と、ローハンの堅牢なる砦「角笛城」で対決を迎える。ここに指輪戦争の火蓋が切って落とされた。2025/05/16
roughfractus02
11
英雄物語的に表題を解釈すれば、英雄である主人公が故郷を離れ、敵と遭遇して戦う場面に入るように思う。が、主人公フロドはこの巻には登場せず、指輪に執着するボロミルの死がその幕開けを告げる。意識の深みへ降りると考えれば、権力は人物の形を借りて影の存在と表裏一体であることが仄めかされる。魔法使いのガンダルフの代わりに同種族出身のサルマンが悪の形で登場し、平和を求めつつ分裂した仲間たちは、戦争機械さながらのオーク族と戦いながら生き延びなくてはならない。ローハン王の側近グリーマはサルマンに通じるための王の影のようだ。2025/05/11
UCorsair
2
エントにロヒリムにウルク=ハイ!さあ、盛り上がってまいりました!映画と比べると、ヘルム峡谷の戦いは案外すんなりと終わってしまうけど、まあ、ほかの事柄が濃ゆいこと!飛陰のように、次巻へ急げ!2024/04/15




