内容説明
ファンタジー文学の最高峰『指輪物語』が日本で刊行された1972年から奇しくも50年目の2022年、訳文と固有名詞を全面的に見直した日本語訳の完成形として、本最新版をお届けします。
遠い昔、魔王サウロンが、悪しき力の限りを注ぎ込んで作った、指輪をめぐる物語。全世界に、一億人を超えるファンを持つ不滅のファンタジーが、ここに幕を開ける。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こまごめ
21
元々が文庫本2冊分のボリュームなので読み応えありますね。映画版が好きなので映画版の情景を浮かべながら読むのが楽しいです。じっくりした語り口なので、旅をしている実感がありますね。「ホビットの冒険」のエピソードも入るので映画みておいて良かったです。ようやく裂け谷直前まで辿り着きました。次巻はどうなるのか?2022/11/03
泉のエクセリオン
16
一部の固有名詞を改めた2022年の最新版。その昔冥王サウロンによって作り出された、全てを支配する「一つの指輪」。その指輪を手に入れてしまったホビット族の青年フロドの冒険が始まる。大人が読むに堪えるハイファンタジーであり作品の地図、名前、作中世界の歴史、詩的表現、去り行く世界への哀愁など長大なファンタジーでありながら読み手を決して飽きさせない。2002年の新版の2冊分が1冊にまとめられているため本書は、『序章』から『浅瀬への逃走』までを収める。『ホビット』『シルマリル』を読んでいるとさらに楽しめる2025/04/16
yuui
16
久しぶりに600ページ以上ある本読んだな📚映画見たことなかったけどこんなお話なんですね!指輪全部で何個あるかもう忘れたけどこれから壮大な冒険が始まるんやな🤗仲間もまだ増えてくんかな🧐 続きが楽しみですね😊2023/04/25
roughfractus02
12
本巻は言語学者の作者の意図を汲み、邦訳版も原語の語音にこだわり固有名詞中心に修正した版の第1巻である。指輪を捨てに出発するまでのバギンス家の小さな歴史、登場人物たちの背景、ホビット庄の暮らし、その外にいる他の諸民族の生きる「中つ国」の成り立ちへと壮大かつ詳細なプロットが徐々に織り合わさって徐々に動き始めるストーリーを、叙事詩的筆致(邦訳では「ですます」の繰り返し)によって綴る。この綿密な織物(テクスト)は、戦って勝利する英雄物語では隠れてしまう権力構造と不透明な世界を、群像劇的な多角的視野から照らし出す。2025/05/09
さえき
10
新版指輪物語を何度も挫折し諦めかけてたけど、映画20周年の年。ドラマも最高に面白くて、IMAX上映も胸熱で…最新版で再チャレンジの決意! 読める…するする読める…!!!!今まで渋ってたのはなんだったの?ってくらい読みやすい…!!!!映画でも描かれてた部分、小説だから楽しめる部分、どちらもあって凄く楽しめた。旅の仲間はホビット達のお話がメインなんだなあ〜4人の関係性も映画のイメージとは違うから新鮮で、もっと早く読んでおけば良かったと後悔…この勢いで追補編、ホビット、シルマリル、って読み進めたいな。2022/11/15




