内容説明
カバーイラストは荒木飛呂彦描き下ろし! 評伝を積み重ねて描く、本邦初の本格的アジア通史全編書き下ろし。「アジア」と名指される広大な領域を、東西南北、古代から21世紀へと、縦横無尽に駆けめぐる。現代のアジア史研究の第一人者である編集委員たちと、東洋史研究の伝統を継承した人々が、古代から21世紀までを展望し、圧倒的個性を掘り起こす! ナーガールジュナ/ブッダゴーサ/苻堅/昭明太子/蕭皇后/文帝/広開土王/長寿王/武寧王/真興王/厩戸王子/金春秋/神文王/天智天皇/ムハンマド/他。
「月報」エッセイ:内田樹
執筆陣:李成市/斎藤明/馬場紀寿/佐川英治/齋藤希史/村井恭子/河上麻由子/井上直樹/田中俊明/河内春人/植田喜兵成智/仁藤敦史/医王秀行
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
MUNEKAZ
20
大乗仏教・上座部仏教やイスラーム圏の成立も扱っているが、読みどころはやはり隋唐帝国成立のインパクトを受けた東アジア地域。倭国と三国時代の朝鮮半島の活発な国際関係が、人物史を組み重ねることで群像劇として浮かび上がってくる。また人選で興味深いのは隋唐帝国の代表に、煬帝の夫人であった蕭皇后を選んでいる点。南朝の末裔にして煬帝の妻、のちに突厥に担がれて隋の亡命政権の首班となり、最後は唐の太宗の客人となる。南北朝から唐までの中国史を凝縮したような人生は、なんともドラマチックで面白い。まさに「流転の王妃」である。2023/03/10
鯖
17
仏教成立からちうごく隋唐、朝鮮高句麗、奈良時代、イスラムの誕生あたりまで。暴君煬帝の蕭皇后から見る第5章がよかった。82歳まで唐王朝の庇護下に生きてたのかあ…。おてんばな奥さん方に言い聞かせるように「美しいところを見せぬように」と説くムハンマド、今のイスラムのありようを見たら卒倒しそう。2024/02/18
崩紫サロメ
10
人物を通して時代を描いていくシリーズだが、第5章の隋唐革命を煬帝の皇后である蕭皇后を通して描いているパートがことのほか良かった。女性史の視点が加わることに加え、南朝梁の皇女である蕭皇后を通して南北朝文化の結びつき描かれ前章(蕭皇后の祖父昭明太子を中心とする六朝文化)の話が生きてくる。煬帝殺害後、蕭皇后は隋から突厥に嫁いだ義成公主と共に突厥で亡命政権の中心となり、隋唐政権と北方遊牧民の強い結びつきを改めて感じさせられる。2025/08/09
スプリント
8
古代朝鮮半島史について知見がなかったので 高句麗・百済・新羅・伽耶の戦国時代は新鮮で面白かった。2024/11/27
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