忍者と極道（１６）

著者名：近藤信輔【著】

講談社（2025/10発売）

• ISBN：9784065409916

内容説明

信者（オタ）が熱狂して合体！？巨人に！？規格外の芸者衆が忍者を追いつめる！フェスの中心で勝利を叫ぶのはどちらだ！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Dー]

今回の敵たちの大衆への怒りが伝わってきて、忍者側のやり切れなさが伝わってきて本章のボス・MAYAも同じ感じになりそうで熱い展開にならなそうでどういう結末を迎えるのか気になる。アニメも見ます。

2025/10/13

[ネタバレ：トキメキのあまり展開してしまう存在しない記憶たち]

ファンダム、ファナティックあげるよあたりからしばらくずっと笑いながら読んでた。悲しき過去は悲しき過去なんだけど、それ以上にこいつらの攻撃スケールのデカさが面白い。　死去ったハズのガムテ、こんなにイケメンでいいのか！？　表紙のトメたん、ギリギリすぎるがかっこよくて好き。次巻はMAYAたんだな

2025/10/09

[takashi]

虚珠も若草SISもデマによる心ないバッシングで大切な人を失ったから大衆を憎んでいた。わからないではないが、かと言って見逃すこともできない。●長の摘出した右脳が極道として独立して幡随院になったとかだろうか。虚珠に憧れる若者が他にもいたのが切ない。●右龍と無数の信者(オタ)で絵面が暑苦しい。香の生首だけ覗くのちょっとしたホラー。でも生首をそっと置くところや、信者を殺さないところは右龍の優しさが感じられて好き。●しのはを襲う過去の悪夢。しのはの過去、きわみとの関係が明らかになるだろうか。

2025/12/12

[辺野錠]

ファンを集めて巨人を作り出すのはスケールがデカ過ぎる。それに真正面から挑むのも。このテンションを維持しているのが凄い。大衆を殺す凶行に走らせる絶望の中で一抹の希望や善性を描くのが上手いと思った。華虎編への伏線が張られるのもいい所。

2025/10/22

[よねはら]

心無い大衆に大切な人を奪われた絶望は計り知れず。ジュミと香が死んだ後だと、それぞれの担当オタが涙を流しているが細かい。これだけのモブを描きながら表情にまでこだわる近藤先生（サクガミ）の熱量には感服します。早くも次の極道の影、そして今まで匂わせてきた忍者くんと極道さんの過去にも迫りそうでますます楽しみです。

2025/10/12