忍者と極道（９）

著者名：近藤信輔【著】

講談社（2022/04発売）

• ISBN：9784065274835

内容説明

地獄への回数券（ヘルズ・クーポン）・禁断の２枚服用（ギメ）をしたガムテが、散っていった仲間の極道技巧（スキル）を使い忍者（しのは）を追い詰める！そして訪れる衝撃の結末…！ＳＮＳでバズりまくりの現代版忍法帖、驚天動地の第９巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[神太郎]

ガムテぇー！！最初は苦手なキャラというかヴィランに吹っ切ってたわけですが、いつの間にやらガムテメインの章で色々と株が上がったわけで…。ある種彼のやりたかったこと、忍者と極道を認識させることには成功したわけで…。知ってほしくはなかったけど、知ってしまったからこそ激突しなければならないわけで。ここからいよいよ佳境ですかね。

2025/02/25

[よねはら]

｢忍者と極道」は｢忍者と極道」だ！彼らの関係に大きな傷をつけて逝ったガムテ。彼の見た夢が、決して順風満帆ではないにしろかけがえのない平凡を生きる姿だったのが切ない。そして忍者くんの読書感想文が祈りに満ちているのも切ない。絵面は終始血みどろの抗争でしかないのに読者には悲壮なBGMが聞こえるようです。

2022/08/04

[北白川にゃんこ]

最終幕が上がるぜッ

2023/09/29

[Dー]

ガムテとの闘い決着。最後まで面白かった。怒涛の展開で、忍者と極道であることを認識した主人公2人。それでも極道はなにか思わせぶりな雰囲気あった。最後にガムテが見た夢が全員順風満帆ではないけど、幸せってところが泣けた。誰も多くは望んでなかったんだな…そして忍者も極道も揃った対峙した見開きは激アツ。今後も読んでいきたい。

2025/01/26

[もだんたいむす]

親友同士の裏切りが好きです。グラスチルドレンはそうなってしまった哀しい可能性の末路であるが、殺してもらえて良かったね。衝動を、運命を止めるのは難しいし。

2022/04/23