角川ホラー文庫<br> ゾク こわい本5 怪1

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角川ホラー文庫
ゾク こわい本5 怪1

  • 著者名:楳図かずお【著者】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • KADOKAWA(2025/09発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041162828

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内容説明

いとこのアグリの家に世話になるため引っ越してきた優子。アグリには顔にこぶがあり、何かにつけて優子にいじわるをするのだった。アグリはこぶを取ろうとして画策するが……「人こぶの怪」。子供を授からなかった夫婦がひきとった愛娘のおみつ。美しく成長したが病に倒れ、マッチとろうそくを一緒に埋めるようにと庭の一角におみつを葬った。やがて新しく養女を家に迎え入れるのだが、夜な夜な庭から近づくろうそくの火……「おみっちゃんが今夜もやってくる」。吹雪のため山荘に閉じ込められた5人。眠ったら死ぬと怪談話を続けるのだが、ある秘密を話してしまったとき怪異が発動し――「怪談」。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

22
美醜を主題とすることの多かった楳図かずおだが、「人こぶの怪」はそんな楳図の美醜に対する考えをわかりやすく描いた一編だ。つまり美も醜も、それは人の心を映していると言うこと。分身も楳図作品にはよく出てくるテーマで、「おみっちゃんが今夜もやってくる」はまさしく分身を描いている。楳図の言う分身は表裏の関係にあり(それが美醜を表現していることも多い)、「おみっちゃん〜」も人の光と影を分身として見ている。それもまた、人の心の映し絵であると楳図は言っているのだ。2026/01/31

猪子

8
『おみっちゃんが今夜もやってくる』はずっと読みたいなと思っていた作品。「やっと読めた〜!」と思ったら絵が当時のものと加筆後が混ざっていて脳が混乱した。最初は落丁かなと思ったぐらい。前編を通して、あの儚げなタッチで読んでみたかったな。2025/11/13

高須力弥

2
別人による代筆なので、『双頭の巨人』は収録されていないのですね。 残念です。 2025/09/22

uehara

1
「人こぶの怪」は嫉妬心が容姿にでる、「おみっちゃんが夜にやってくる」は「かわいそうな境遇」のガキの執着と親の「裏切り」のあわさる因果譚でやや退屈。「怪談」は遭難して山小屋で「こわい話よりも恐ろしい」死を避けるために怖い話をするがゆえに死に至る話。「こわい話」の因果を軽視した罰?2026/05/10

ジャッカル佐崎

1
秋田書店で刊行されていた『怪』のリマスター版。これまで電子書籍化されていなかった『怪』が電書でも読めるという意味では貴重である。ただ個人的には小粒な印象で、「必読!」と言えるほど推せるタイトルはないなというのが正直な感想。巻末のUMEZZギャラリーに載っている、秋田コミックスセレクト版『怪』の表紙イラストはエグくて良いですね。2025/09/23

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