ないない堂 ~タヌキ和尚の禍事帖~(7)

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ないない堂 ~タヌキ和尚の禍事帖~(7)

  • 著者名:加藤元浩【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 講談社(2025/08発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065403846

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内容説明

ド素人住職・タヌキ和尚と、事件のカギを「見通し」できる「ないない堂」店主・銀花が、妖怪がらみの事件に今日も挑む!

異世界へ行けると噂のアプリ「のっぺらの扉」。現実に悲観した高校生達がアクセスし、次々と姿を消していく。銀花は失踪者捜索を依頼されるが、アプリの秘密を話すと、のっぺらに顔を潰されて殺されるという話を信じ、誰も口を割ろうとしない……。

「鬼女」「のっぺら」2編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

コリエル

5
ヤングケアラーなどの社会問題も交えつつ。多面的なものの見方を推奨する作家だと思っていたけれど、異世界転生ものは現実逃避願望の表れという解釈は意外と無難な意見だなって。まあ特に異論はないが。2025/10/08

猿山リム

1
 7巻故基本構造は割愛。  鬼女の呪いの話は、似た話をミステリ小説で読んだことがあったが、偶然の一致であろう。  仮に影響を受けたものだとしても、しっかり「ないない」ナイズされているので十分リスペクト。  のっぺらはタイトルに反して、本質的には異世界への転移に纏わるオカルト好きしか知らないレベルの都市伝説がベース。  伝統的な魑魅妖怪から、最近の都市伝説まで作品の幅の広さを感じる。  話の筋も遺産相続からヤングケアラーまで、定番から現代社会の問題まで矢張り幅広い。  新しいレギュラーも定着した感じが素敵。2025/08/20

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