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内容説明
ド素人住職・タヌキ和尚と、事件のカギを「見通し」できる「ないない堂」店主・銀花が、妖怪がらみの事件に今日も挑む!
総資産1千億円を誇る資産家一族に、相続トラブル発生。妖怪・首切れ馬が現れ、怪死や怪事件が相次ぐ。しかも100年以上も続く大豪邸は、魔物の通り道“ナメラスジ”の上に建っていた! 一人、また一人と相続人の命が絶たれていく‥‥。
「ナメラスジ」「天狗在」2編を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ミナミナミ
9
滋賀… 多分彦根あたりのお寺を舞台にした「民俗学+歴史」ミステリ。『C.M.B』に近いけど、日本史特化なのが違う点。歴史の勉強になるような話も多いし、ご近所なネタもあって滋賀県民としてはより楽しい。今回は「雷獣」「雪女」の2編。日本史に特化するとどうしても話が暗くなるというか、人の悪意みたいなものが直接的に感じられちゃってしんどい面もあるなぁ2024/08/24
櫨霞
9
歴史を辿りながら謎を解いていく部分はやはりC.M.B.寄り。日本史特化型です。タヌキ和尚も銀花も若者なんだなあと不意に思い出す。発掘バイト、独特だなぁ。2024/08/16
コリエル
6
今回は歴史ミステリー。まあ妖怪になぞらえて謎をこさえるなら古代の方が描きやすいか。2024/08/25
山崎にう
3
購入、#読了。ナメラスジと呼ばれる妖怪の通り道に建っているという豪邸で、遺産相続の現場に立ち会ったタヌキ和尚と銀花。首無し馬の出現や先代当主の怪死が囁かれる中、現代でも相続人の怪死が続き…(「ナメラスジ」)。表紙の首無し馬がナメラスジという妖怪かと思ったら違った。しかし、文字だと「首無し馬」なだけなのに、絵だと牙と口があるのイイですね。 タヌキ和尚と銀花は遺跡発掘のアルバイト中、古代の貴人の埋葬法をすべて組み合わせた不思議な墓を発掘する。それは飛鳥時代のものらしいが…(「天狗在」)。ある意味歴史ミステリ?2025/08/28
Tea Chayama
3
この作者さんはいつも連載している漫画の単行本は同時刊行してくださるので、買い忘れがないのがありがたい。 歴史+謎解きは、なんともやるせない気分になる。 埋蔵文化財センターで臨時職員していた身として、発掘バイトあったなあ、という思いで見ていた。 まれにすっごい上手な掘り作業する人いたなあとかも。 あと、遺跡の破片の洗いが上手な人、パーツを写し取り紙に描いて行くのが上手い人、元の形に復元するのが早い人などそれぞれエキスパートがいたよなあ、とかも。2024/08/25