集英社文庫<br> ペニー・レイン 東京バンドワゴン

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集英社文庫
ペニー・レイン 東京バンドワゴン

  • 著者名:小路幸也【著】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 集英社(2025/06発売)
  • 集英社 夏デジ2025 ポイント30倍キャンペーン(~8/18)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087447620

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内容説明

堀田家の暮らす下町に〈日英テレビ〉のロケ隊がやってくる!? そして迎える、“大引っ越し大会”。そんな慌ただしい日々に飛び込んでくるのは、かつて閉店したお店の謎や、突然の放火疑惑、思いがけない人生の悩みに、大事な家族のメンバーとの別れ……。銭湯、豆腐屋さん、花屋さん、和菓子屋さん、染め小物店……。巡る時代を共にしてきながら、語られてこなかったご近所とそこに暮らす人々にスポットライトがあたる。人が人を呼ぶ、この下町の温かさよ! 堀田家の絆がますます深まる、大人気「下町ラブ&ピース」小説シリーズ第18弾!

目次

冬 カフェの向こうで紅茶も出番
春 恋の空き騒ぎ
夏 答えは風と本の中にある
秋 ペニー・レイン

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

107
またこの季節になり、「東京バンドワゴン」の文庫本(2年遅れ)と単行本が出版される季節となりました。この本は2年前に単行本で読んだのですが、文庫本をすべて所有しているので再読です。冬から始まり、春、夏、秋と4つの話が収められています。大家族のせいか今回は出入りが多く、イギリスに行っていた夫婦(夫がイギリス人)が戻ってきます。また元女優の女性が知り合いのいる老人ホームへと転居します。4ひきいる猫の1匹も老衰で亡くなり、新しい猫も来ます。「青春と読書」5月号に書店員(解説を書く方)の対談があります。2025/04/23

ふじさん

77
シリーズ第18弾。東京下町で明治時代から続く東京バンドワゴンという屋号の古本屋兼カフエを舞台した作品。冬は、テレビのロケ隊が来るという話で自分の故郷や、離れて暮らす家族、遠くに住む友人への思いが綴られる。春は、池沢さんがかずみちゃんが暮らす老人ホームに移り、藍子とマードックが帰国等、引っ越しが話題に。夏は、怪談噺さながらの出来事や元刑事の茅野さんの東京を離れる話等が中心。秋は、猫のベンジャミンと悲しい別れ、青の葛藤と新たな歩みが中心。当たり前の堀田家の日常が、読み手の心を優しく癒してくれる。得難い1冊。2025/07/19

シフォン

32
シリーズ第18弾。登場人物相関図は41人、4世代の大大家族、となりの藤島ハウスに住んでいる人もいるが、堀田姓一族13人が一緒に暮らしているなんてすごすぎる。サチさんの語りは心地よく、今巻は各章の最後の言葉がいつもより長いメーセッジになっている。悲しいお別れがあったり、暮らしを変えて東京を去る人がいたりと寂しいこともあったが、イギリスから藍子とマードックが戻ってきたり、新しい出会いもあり、シリーズはまだまだ続きそうですね。次回は青の話になるのかな?勘一にはまだまだ元気でいてもらわなくては。2025/08/04

まるぷー

27
18作目も賑やかな堀田家の出会いと別れがあり、ちょっとした事件、些事諸問題が万事解決する。池沢さんが施設に入所、元刑事の常連さんの茅野さんが岡山へ引っ越し、愛猫のベンジャミンの死など悲しい別れとイギリスに行っていた藍子とマードックが帰ってきた。それに伴い藤島ハウスの引っ越しや部屋替えなど堀田家の状況はどんどん変わっていく。そして、この四世代家族は進化を続けていく。根っからのいい家族だなといつになく思う。各章のサチさんの語りと名言にもうっとりする。青の起業に期待する。2025/05/15

Hiro

25
登場人物がいっぱいで、時々わからなくなる。それでも、文庫がでると、買ってしまう。やっぱり面白い!2025/05/01

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