集英社文庫<br> グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

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集英社文庫
グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

  • 著者名:小路幸也【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 集英社(2023/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087445138

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内容説明

高校を卒業したばかりの堀田研人が率いるバンド〈TOKYO BANDWAGON〉が、ひょんなことからイギリスのスタジオでフルアルバムのレコーディングを行うことになった。我南人の引率で、藍子とマードックが暮らす家を訪れた一行。しかし、滞在中にマードックの姿が消えて……!? 東京の堀田家と現地の仲間たち総動員で、不可解な「誘拐」と「美術品盗難」の謎に迫る。堀田家の「LOVE」は国境を越える! 古書店を営む四世代の大家族が活躍する大人気シリーズ第16弾!!

目次

Prologue1 A Certain Place in England (イギリスのとある場所)
プロローグその二 東京の堀田家
Chapter1 Bohemian Rhapsody 第一章 ボヘミアン・ラプソディ
Chapter2 All for Love 第二章 オール・フォー・ラブ
エピローグその一 東京の堀田家
Epilogue2 Juns Home in England (イギリスのジュンの家)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

111
今回は英国での番外編です。英国に移住した古本屋主人の孫娘とその連れ合い(マードック)のいるところへアルバムのレコーディングをするためにバンドメンバーが滞在します。しかしながらそのマードックがいなくなってしまいます。美術品盗難にかかわっての修復をやらされるために拉致されたということで事件になります。最終的には解決しますが、この語り手のサチさんも活躍します。2023/05/03

ふじさん

98
シリーズ第16作目で東京バンドワゴンの番外編。研人のバンドのアルバムのレコーディングのために、我南人の引率で藍子とマードックのいるイギリスを訪れる。そこで起こったのは、ニュー・スコットランドヤードの美術骨董盗難特捜班が絡んだマードックの突然の誘拐事件や美術品盗難事件だった。仲間たちが協力して不可解な誘拐と美術品修復・盗難の謎解きに挑むミステリー性の強い、いつもとは違う醍醐味を味うことが出来る1冊。勘一ではなく、今回は我南人の活躍が際立った作品でもある。  2023/06/10

ピース

50
今回は研人達のバンドと我南人がレコーディングの為にイギリスのマードック·藍子夫妻のところに行く。そこでマードックさんが突然姿を消す。どうなることかと思ったけど、そこは小路幸也さんのお話だから。サチさんの活躍がちょっと意外だった。又、サチさんとイギリス警察のジュンさんが会えるといいね。2023/11/08

たるき( ´ ▽ ` )ノ

49
きたきた、春といえばこのシリーズ!!第16巻というだけあって、ちょこっと出てくる人の説明はなし。前に勘一や紺がロンドンに来たらしいけど、全く記憶にない(笑) 覚悟を決めて、1巻から読み直すことにしよう!2023/05/17

あっ!chan

35
出だしは不穏な空気で始まり、いつもの賑やかな朝食シーンも無し…そして舞台はイギリスオックスフォードと、いつもの賑やかしいドタバタと違ったテイストでストーリーは進む。今回の主役は、どちらかというと現地のスコットランドヤードのみなさんやサキさんかな?それでも最後はいつもの「ラブだねぇ」で決まり一件落着。ややもするとシリーズ全体がマンネリとも言われかねないので、いい感じの番外編でした。それとマードックさんが意外な実力者だったことがわかったし…2023/10/22

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