公爵家の料理番様 ～３００年生きる小さな料理人～（６）

著者名：斎藤縹【著】/中村ゆきひろ【構成】/延野正行【原作】/ＴＡＰＩ岡【その他】

講談社（2025/03発売）

• ISBN：9784065389287

内容説明

レティヴィア公爵家の養子となった不老不死の少年ルーシェル。公爵家主催の納涼祭に参加した彼は、領民が自分を認めてくれるか不安を抱えつつも、優しい家族とともに一夜を楽しんでいた。だがその最中、この国の若き王子・ロランが現れ、剣術対決を申し込まれることに…！

波乱の一夜を通じて、少年は新たな友を得る！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かなっち]

2025年3月新刊。魔獣を食べて不老不死になり、300年魔獣と共に生きてきた少年の、異世界グルメ英雄譚第6巻。可愛いチビッ子には似つかない、類まれなチート能力に興奮します。単身攫われた王子を救出に行くのですが、予知だとは思わずに失敗した様子にドキドキしました。それを踏まえての成功に、ただただ脱帽です。だけではなく、お菓子の家を作って、魔獣料理への偏見を取っちゃったのも流石でした。そんな彼は中身は経験豊かなオッサンですが、正真正銘子供な王子のしっかりさに驚きます。大人顔負けな言動の数々に、人生何回目ですか⁉

2025/04/29