内容説明
カランバスに新たな竜が飛来……と思ったのも束の間、なんとその竜は卵をディドウスの巣に置いて去ってしまった。みんなが呆気にとられているあいだに件の卵はひび割れ、中から赤ん坊の竜が顔を出す。なんとディドウスは〈托卵〉されたのだ! 予想もしない事態に老竜もカランバスの医師団も大慌て。なにせカランバスの医師団は記録にあるかぎり老竜しか診ておらず、幼竜については素人同然。この事態に真の竜の主治医たるニーナ氏が手をこまねいているはずもなく、竜ノ目をもつリョウと天才レオも巻きこまれていく……。大人気シリーズ第3弾。/【目次】プロローグ/カルテ7 奇跡の卵と、竜の咳/カルテ8 奇跡の翼と、竜の耳/カルテ9 奇跡の記録と、竜の牙/解説=三村美衣
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
みゆ
75
2巻の終わりで突如飛来した若竜。そして3巻の表紙は竜の赤ちゃん。これは老竜の恋物語?とニヤけていたら違いました(^-^; 卵を託された老竜のアタフタが微笑ましくてほっこりです。そんな中、発覚する仔竜の異常。守ろうとするリュウの心意気が熱い!それの上行く老竜の懐の深さ!!思わずウルウルです。仔竜を治すため新天地に向かう御一行。次巻も楽しみです(o^^o)2026/03/07
ナミのママ
75
〈シリーズ3作目〉どんな動物も赤ちゃんはかわいい。今回の主役は天から降ってきた卵、そこから孵った仔竜のチューダ。その愛嬌ある可愛さにやられっぱなし。そして子育てに奮闘する老竜のディドウスの堂々たる姿、あたふたする医師団。しかしチューダにはある問題があった。今回も、病態は人間によく似たものが多く、チクっと耳に痛い医療の会話もある。ストーリー展開が早く、あっという間に世界観に引き摺り込む筆力。ファンタジーの楽しさが濃縮されたこのシリーズ、次作は4月末で待ち遠しい。2025/04/08
猿吉君
59
竜の医師団3作目、いろんな病気をチームで治していきます。①赤ちゃん竜チューダは反則です、可愛すぎる(笑) ②ナウシカのガンシップみたいなリリ号が良いです、アニメで動くのを観てみたい!③食堂の試作品がとにかく美味そう、羊料理食べたい!④次はいよいよ外の世界へ行くみたいで楽しみ。点数85/100→期待を裏切らないシリーズ、6巻まで刊行決定が嬉しい限り(^u^)。2025/12/14
すがはら
48
赤ちゃん竜のチューダに右往左往する人間達のわちゃわちゃ感が楽しい。人間の赤ちゃんでも怪獣に例えられるのに、本物だものね。可愛い、でも大変!です。現役のお医者さんが書いているそうで、表の症状だけではなかなか気付けない真の原因を探り当てた時の高揚は実感がこもってるように感じます。現実には見落とされたままの方が多いんだろうなと想像できるのも良いです。医療と政治や人々の価値観が絡み合って物語に厚みがあるけど、登場人物達のおかげで深刻な雰囲気がちっとも続かないので軽く読めるのが何より嬉しいシリーズ。続きも読みます。2025/04/20
kouya
42
シリーズ3作目。ディドウス以外の竜が降りてきたと思ったら、タッチアンドゴーで卵を置いていった。育てられない卵を託す托卵。おろおろしながらも、子育てに励むお爺ちゃん竜のデイドウスや、子竜チューダの様子が読んでいて楽しい。チューダには身体上の問題があり、それが4巻に続くのだが、あとがきを読めば6巻まで続刊が決まっている。嬉しすぎる。1巻では主人公リョウの一人称視点の進み方に読みずらいと思っていたが、話がわかりキャラの個性もわかると忘れてしまった。お気に入りのシリーズとなりました。アニメ化して欲しい。2025/07/24




