内容説明
山の先生の身に何か起こるんじゃないか――。亡父の弟弟子・黒沢団蔵の言動に異変を覚えたお夏が知ったのは、武芸の道に生きる男ならではの壮烈な覚悟だった。お夏は団蔵の助太刀を決意するが、それによって目黒の居酒屋は臨時休業となり……。このまま店をたたもうかと悩みながら目黒に戻ったお夏が見た光景とは? 人気シリーズ第九弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
119
シリーズ第9弾はまさか完結しちゃうの?って感じで最終話はドキドキしちゃった。龍五郎も、お山の先生こと団蔵小父さんも、もちろんお夏だって年を取るのだ。ハイ!安心してください。まだまだ続きますよ(笑)2024/12/24
やま
46
痛快時代劇。江戸は目黒で居酒屋を営むお夏は、むかし父、相模屋長右衛門が率いた「魂風一家」の面々と、あくどく大儲けをする大商人などの蔵を破って、その金を貧しいものたちに配っていた。父親が亡くなって解散したが悪党を見ると血が騒ぐ。物語は、引っ越し蕎麦、大蒜(にんにく)、芋粥、酒と飯、の短編四話。2025/07/25
真理そら
43
お夏さんたちが老け込んでしまって、目黒から出ていきそうな気配で話が進むので完結編なのかと心配しながら読み進んだ。が、次回からは登場人物が増えるかもという期待とともに読了。2024/12/09
み
20
さくさくと♪加齢に関連するお話に、わが身を振り返りました…。大学のクラスメイトが亡くなり、大学の恩師が亡くなり。あ~あれまだしてない!って心残りないよう過ごしましょ。2025/02/03
onakagayowayowa
6
久々のお夏。相変わらずで、面白かった。ちょっと歳を取った感じ。これからどうなるのかな?2025/03/21
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