- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
不妊治療のリアルと人間ドラマに反響！
「ヒト受精胚」は生命として
定義されていないーー
夫との離婚を機に、
胚凍結の継続か廃棄かを迫られる患者。
一人で育児と不妊治療を
こなさなければと奮闘するが
追い込まれていく彼女に、
水沢そして一人娘・ミミが歩み寄る。
胚は患者にとって生命か否かーーー
「胚は私にとって大事な大事な生命であり、希望です。」
そう語る患者の出した答えとは！？
その他、「原因不明の流産・非着床」「PGT-A」についても収録！
不妊治療の現場で働くスペシャリストたちの医療ドラマ！！
メディアでも話題沸騰！漫画賞続々入賞の超話題作、第6集！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
17
5巻から続く、離婚した女性がその事を隠して胚凍結の継続にサインする。しかしそれは文書偽造になり、母親は罪に問われてしまう。娘ミミの言葉からその事に気づいた水沢は。もう一つのエピソードは、仏の二階堂といわれるスタッフの担当した案件の紹介。天才肌の水沢とは異なり、人の何倍も努力している二階堂は、アスリート出身だったが、故障によりその道を諦めた。相談者は陸上選手だったため、二階堂には彼女の気持ちがよくわかる。しかし一向に結果が出ない。行き詰まっていた二階堂に水沢は勝負を挑む。その真意とは。2024/11/29
kayo
17
5巻の足元が崩れるような不安や焦りのその後。離婚後元配偶者の同意なしでは胚移植は出来ない、それは犯罪。ゴールが見えない努力に揺れるアスリートの不妊治療。努力したから夢が叶う訳ではない長い道のりは女性一人では見据えられない。パートナーの並走と目標地点の見定めが必要だ。しかし現在の人的物的の不妊治療の高い技術には驚く。高度な進化をもってしても妊娠に至らないとは人の体のなんと複雑なことか。妊娠出産は奇跡。妊娠出産不妊治療への無知が人生を脅かす。女性だけでなく多くの人が若いうちに知識を得る過程が必要だと切に思う。2024/11/28
かなっち
7
不妊治療の現場で働くスペシャリストたちの医療ドラマ第6巻、今巻もいつもの如くたくさん考えさせられました。夫との離婚後に胚凍結を自己満足のために使おうとした女性、ストイックに不妊治療に取り組み自分を追い込んでいく女性。それぞれタイプは違いますが、各々の葛藤に胸が苦しくなります。どちらも、胚培養士たちとの関わりで納得する決着をつけれたようなので安堵しました。そして、次巻ではタイムリミットの迫った夫婦のエピソードとのことで、どんなドラマが待っているのか既に楽しみになってます。2025/01/05
毎日が日曜日
7
★★★+2024/12/02
ミキ
6
努力のしようがないって辛いね。2025/02/08
